恋はつづくよどこまでも

26話 ページ28

＠マンション

あ、そうだ。
ポスト確認しなきゃ。
ん？また付箋？

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お帰りなさい。
ゆっくり休んでね。
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え？
ちょっと怖いかも。

来生「あ、一条。」

貴方「あ、来生。ねえ、これ貼ったのって来生？」

来生「いや、違うけど。」

だよね。
来生が女子ロッカー入るわけないもん。

佐倉「あ、一条先生、来生先生。」

貴方「勇者ちゃんだ。お疲れ。ここに住んでたんだね。あ、これ貼ったのって勇者ちゃん？」

佐倉「え？いや、違いますけど。」

じゃあ、誰がこんなことを？

流子「あれ、Aじゃん。」

貴方「流子さん。久しぶり。」

流子「もう、元気そうだね。よかった。なんの騒ぎ？」

貴方「あ、これが貼ってあって。貼ったの誰かなと思ったから聞いてたの。」

流子「ん？とりあえず私の家来なよ。ななこちゃんとこうじも。」

くせ変わってないな。流子さんって人の名前正確に呼ばないんだよな。

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流子「絶対にストーカーだって。」

だよね。
私もそうかなって思ったもん。

流子「A、可愛いし。普通にありえる。」

天堂「そんなもの好きなやついるんだな。」

天堂聞いてたんだ。さっき帰って来てからずっとパソコンで何か見てたから聞いてないのかと思った。って失礼すぎる！

貴方「いるもん。私にもストーカーの1人や2人。」

流子「いるから問題なんでしょ。」

貴方「だよね。」

来生「しばらく、俺が一条のことをガードしようか？」

え？

貴方「いやいや、悪いよ。大丈夫。私護身術習ったことあるし。なんなら病院から出なければいい話だし。」

病院に住むの慣れてるしね。

佐倉「いや、ダメですよ。病院じゃゆっくり休めないじゃないですか。」

確かに。一理ある。

流子「大人しくこうじに送り迎えしてもらえば。あ、それとも浬あんたやる？」

貴方「いや、天堂には頼めないよ。だって忙しそうだし。帰れる日があんまり被らないし。」

流子「そっか。じゃあ、こうじ頼んだ。あ、浬。あんたはななこちゃんガードしなさいよ。」

天堂「は？なんで？」

流子「だって、Aの近くにストーカーがいるってことはななこちゃんも危ないかもしれないじゃん。」

来生「佐倉ちゃんと天堂はペアだから帰れる日とか被ってるからいいかもね。」

2人が言ってることは正しいんだけど、なんかもやもやする。
佐倉ちゃんに嫉妬してるのかな、私。

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