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「あ〜あ、こんな、びしょびしょになっちゃって〜着替えホテルおいてきちゃったし
ほんとドジなんだから、」
「和也がこけさしたんでしょう」
「かわいいっていったから？」
かわいい
そんななれないセリフにくらっときて
またこけそうになる
おっと、
和也が手をつかむ
「おまえなんなの？かわいいっていったら
こけるの？ネタなの？」
笑いをこらえながら
たたみかけてくる
「やめてよ、ね」
「とりあえず、タオルかりてくるから
待ってな」
海の家へ 和也がむかった
私は頭についていたワカメを
海へとなげた
なげたワカメがゆらゆら ゆれて
しずんでいく
パサアッ
後ろからタオルをかけられる
「借りてくだけっつたけど
もらっていいってさ」
「イケメンって特だね」
ガサガサ 雑に頭をふかける
「いたいんですけど、」
「洋服はどうしよ？」
私の主張をシカトして和也が
問いかける
「ここからホテル近いからそのまま
行くよ お風呂入って着替えたい」
「じゃ、さっさといこっか」
海から五分ほど歩いてついたホテル
海が見えるということで人気のホテルだ
チェックインする際に
濡れている私をチラチラとみる視線がいたい
308号室
カードキーであける
白い空間 白い壁に白いベッド
清潔感あふへる部屋
大きな窓からは海が見える
ひっくしゅっん
大きなくしゃみをひとつ、
急いでバスルームへ
バスルームの 窓は
マジックミラーになっていて
外からは見えないけど中からは海が見える
冷えた体をあたためる
外はいつの間にかくらくなってて
光の強い月が
顔を見せていた
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らき(プロフ) - この小説大好きです！続きも楽しみにしています！気長に待ってます笑 (2016年8月27日 1時) (
レス) id: a49c2842bc (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり - 二ノ愛してる (2016年5月19日 12時) (レス) id: 59f29188ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たゆた | 作成日時：2016年5月18日 21時
