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日和視点

コンビニに向かう最中、ずっと榊原さんの好きなところについてずっと語られた。
…好きな人のそんな話を聞かされるこっちの身にもなって欲しいものだ。

「あと、笑ったときのあの顔がすっげー可愛いんだよなぁ。可憐っていうか…背景に百合の花が見えるもん…って、聞いてる?」

『…おん。効いてる効いてる。』

「…なんか違くない?気のせい?」

『気のせいじゃないか?』

うん、まぁ、心に刺さるというか…
精神攻撃的な意味で効いてるよね、間違いなく。

ーーー

コンビニに着き、葉月の持っているカゴにメロンパンとカップのバニラアイスを放り込む。

「っちょ、メロンパンだけって話だろ」

『誰がそんなん言ったよ。奢れよ。』

「…しゃーねーなぁ。ま、相談のってもらってるしいいけどさ」

『やったぜ。』

…そうそうこれこれ。こういう“友達”っぽいやりとりを望んでたんだ。
少しでも、この想いを紛らわす為に。

ーーー

会計を済ませ、帰り道、2人でさっき買ったもの達を食べながら歩いた。

「…で、どんな風にしたら意識してもらえると思う?」

『…一回遊びにでも誘ってみればいいだろ。私服姿とか見たらときめくんじゃね?』

「おぉ。なるほど。」

『…って、あれ、お前ここ曲がるんじゃなかった?』

「ん?…いや、俺優しいからさ!家まで送ってやるわ。“一応”女子だし。」

『っ…い、一応ってなんだよ!…それにどうせまだ榊原さんの話したいだけだろ』

「…あ、バレた?」

なんで女子扱いするかなぁ。
これじゃあ、諦めるに諦め切れないじゃんか。
…これじゃあ、期待しちゃうじゃんか…


ーーーーーーーーーーーー
ただいま。
これからも亀更新ですが頑張ります。


みどりのはちまき

9→←すいません



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作品ジャンル:ラブコメ, オリジナル作品
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ミロク(プロフ) - 主の寝ぼけかわい・・・・更新がんばってくださいね (2019年11月2日 21時) (レス) id: 2217fa4f4e (このIDを非表示/違反報告)
みどりのはちまき - ミロクさん» ありがとうございます!ゆっくりになると思いますが、めっちゃ頑張りますので、これからもよろしくお願いします! (2019年10月24日 22時) (レス) id: 843bee36d8 (このIDを非表示/違反報告)
ミロク(プロフ) - 初コメ失礼します。どっどうか削除しないでください!私はこの物語が面白くてとても好きです!お忙しいと思いますが更新を楽しみにしています。 (2019年10月20日 0時) (レス) id: 2217fa4f4e (このIDを非表示/違反報告)
みどりのはちまき - ファーーーwwwわし語彙力皆無ゥ…ゆるちて。世の占ツク作者様はすごいなァ(小並感) (2019年10月16日 22時) (レス) id: 843bee36d8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みどりのはちまき | 作成日時:2019年10月15日 0時

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