＊平次と和葉とわたし。＊

＊ ページ12

和葉side





なんやの平次･･･




約束の存在すら忘れてるんや、ほんまゾッコンなんはあたしだけやん。








｢ なあ、ねぇちゃん。可愛いなあ、遊ばへん？ ｣


｢ これ改方の制服？ええな！一緒にカラオケ行こうや ｣







私よりちょっと年上に見える、柄が悪い若者が２人。


やっぱり道頓堀は変な人が多いなぁ。









和葉｢ いやや！離して！ ｣



｢ 威勢いいねぇちゃんやな。ますますそそるわ。楽しいことしよ？ ｣



和葉｢ 離してっ！！！ ｣



｢ 聞き分け悪いな。ほら、やれ ｣



和葉｢ な、なに！？ キャーーー！！！！ ｣





暗い路地裏に連れ込まれ、で目と口を塞がれた。手も縛られてる...


もう１人ではどうにも出来ひん！






今は、車かな･･･？


真っ暗で何も見えへん





怖い




怖い平次･･･





助けに来て

＊→←＊

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す