恋する気持ち～part２～ (ページ49)

今日:4 hit、昨日:10 hit、合計:6,718 hit

〇８０ページ49

.

雅｢ついた～～！！｣

咲｢海ーー！！｣

和｢お前らうるせぇ！！｣

あ｢久々に来たな～海！｣

翔｢いい天気だな｣

上田｢海入ったら気持ちよさそう｣

翔｢もう大丈夫か？｣

上田｢大丈夫よ。
さっきまでのが嘘みたい｣

そう。最初は大人しく寝てたのに。
今となってはピンピンしてるし

この人の回復力ってどうなってるの...

翔｢じゃあ着替えてここ集合な｣

私も咲ちゃんたちについて行こうとしたら

翔｢あ、A！
さっきはありがとな！助かった｣

上田先生のこと？

あ｢なんで翔がお礼言うの笑
それに、あれが私の仕事だから！｣

自分の気持ちだけで言うと
上田先生を助けたくなかった。

でもだからって助けないわけにもいかないし
あの人だって人間なんだから
さっきは辛かったと思う。

嫌いだから助けない。
そんなこと、私は先生から教わらなかったし
人の命はみんな平等っていうからね

私は自分の仕事をしただけ。

それなのに翔は大げさなくらいご褒美をくれる

翔｢そっか。よくやった！｣

そう言って頭を撫でてくれた

あ｢なんで子供扱いするのよっ！/////｣

そう言ってるけど心の中ではすっごく嬉しい！

翔が好かれる理由ってこういうとこなんだよね、きっと。
少しのことでも褒めてくれる
褒められて嫌な思いする人なんていないもん

ほんとに教師向いてるよ

.

更衣室で着替えてる途中に日焼け止めを忘れたことに気づいた

最悪...今日暑いし絶対跡残っちゃう...

上田｢はい。さっきのお礼。
使ったら後で私のカバンの中に入れといて｣

そう言って渡された日焼け止め

あ｢あ、ありがとうございます...｣

いつもの上田先生なら絶対こんなことしないのに...
今まで私が思い込み過ぎてただけ...？

本当はいい人なの、かも...。

ありがたく使わせてもらって
上田先生のロッカーまで持っていく

わっ...海行くのにブランド物のバック...
汚れたらどうすんのよ...

セレブって言葉がピッタリなあの人だからこそこんなバックいっぱい持ってるんだろうな～

なんで教師になったんだろ...？
モデルとか十分できるスタイルだしさっき見た時も女の私でも思うくらいセクシーだったし
私には無いお胸があの人にはあったし...

あ｢はぁ...勝てるとこなんてないじゃん...｣

朝ひかりに意気込んできたけど
やっぱ無理かも...