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咲｢A先生、絶対そっちの方がいいよ？
いつももいいけどそっちの方が幼く見えるし｣
あ｢そ、そうかな...？｣
改めて言われるとなんだか照れちゃう/////
咲｢うん！
あ、あとね...ちょっと相談したいことが...｣
いつもみたいに元気な感じじゃなくて
下を向いてる咲ちゃん
咲ちゃんらしくないし、
私に相談ってなんだろ...
あ｢どうしたの？何か嫌なことでもあった？｣
咲｢そ、そういう訳じゃないんだけど...
実はね...｣
翔｢A〜！大澤〜！もう行くぞー？｣
咲｢あ、はーい！
またあとで話すね！！｣
どうしたんだろ...
思いつめてなかったらいいけど...
咲ちゃんに続いて車に戻ると
シートを倒して冷えたお水をおでこに当ててるあの人が。
咲｢上田先生どうしたの...？｣
上田｢あ、ごめんね？
ちょっと酔っちゃったみたい...｣
そう言って翔の気を引きたいだけでしょ。
って思いながら見ると本当に顔色が悪い
翔｢ゆっくり行くから予定より遅くなるけど、みんないいよな？｣
あ｢ちょっと待って！！
上田先生...気分が悪い他になにか症状は...？
朝ごはんちゃんと食べられました？｣
職員室でダイエット成功したからこれからも頑張るって言ってたのを聞いたことがある。
たしかにさらにほっそりしたとは思ってたけどまさか...断食とかしてないよね？
上田｢なんかボーとする...
朝は...食べてない。｣
想像してた最悪の状態
あ｢翔、ちょっと待ってて！！｣
さっき出たばっかりのコンビニにもう一度入って必要なものを買い揃えた
翔｢A...？｣
あ｢軽い熱中症起こしてる
上田先生冷たいですけど我慢してください！
それと、これ飲んで少しでもいいのでこれも食べてください！！
できれば病院に...｣
腕をガシッと掴まれて睨まれる。
なに？行くなってこと？
翔｢病院...行くか？｣
上田｢大丈夫よ。
ちょっと休んだら治るから｣
翔｢Aどうする？｣
あ｢.....上田先生がそう言うなら...｣
翔｢ん、わかった。
とりあえず寝てろ、な？
じゃあ出発するぞ！｣
...はぁ。
和｢さすがだな。｣
あ｢これが私の仕事だからね笑｣
さっき一瞬でも上田先生のこと疑った時点で保健師失格なんだろうけど...
｢ありがとう｣はなしかー...
だって嫌われてるもんね...私。
普段どれだけ生徒達の言葉がありがたいことか考えさせられる...
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作者名：#Y | 作成日時：2018年1月17日 0時
