恋する気持ち～part２～ (ページ46)

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Whiteday１～翔～ページ46

※特別編のため付き合ってるという体でのお話です

バレンタインにあげたお返しが貰えるこの日

今までとはちょっと違う気持ち
だって翔から貰えるんだもん！

他の子達から貰うのももちろん楽しみだけど
翔はやっぱ特別だよね

実はお返しを貰えることも、その中身の内容が何かも知ってる

だって翔ってば
最近やけに私の周りをうろちょろするし
朝アクセサリー選んでたら

翔｢こんなの持ってたか？
どこのやつ？｣

ってすぐ聞いてくるんだもん笑
バレバレだよ笑

あ｢教えなーい｣

って意地悪したら

翔｢ま、俺には関係ねーけどな｣

って強がっちゃうし笑いこらえるのに必死

私が全然教えないから焦ったのか
ひかりに協力お願いしたみたい笑

この前久々に会った時に

ひかり｢ねぇ、Aってここのブランド好きだよね？｣

あ｢好きだねぇ～
だって可愛くない？ここの商品｣

ひかり｢あれ？これ新作？
これとか可愛くない？｣

あ｢いや、こっちの方がシンプルで可愛いよ～
ちょっと高いけど今度買おっかなって思ってて笑｣

ひかり｢へぇ～そーなんだ笑｣

その後すぐ携帯いじりだしたから
あ、翔に連絡してるんだろうなっていうのがすぐ分かっちゃって...笑

ひかりが嘘ついてる時ってすぐ分かるのよね笑
だから最初から翔が仕組んだってことも理解するのに時間はかからなかった

素直に｢何が欲しい？｣
って聞いてくれたらいいのに
サプライズしようとするあたり
ほんとに翔らしいなぁ～って思う笑

翔｢A～帰るぞ｣

わざわざ保健室までお迎えに来てくれた

あ｢はーい！｣

プレゼントを持ってるように見えないから...
お家についてからくれるのかな？

ひかりに言ってた新作のやつはほんとに欲しかったものだし楽しみで仕方ない

私のお家についてコーヒーをいれてると

翔｢ちょっと電話してくる｣

って言って出ていった

電話ならここでしたらいいのに...

コーヒーを持ってリビングに戻ると机の上に
私のお目当てのものが...

長細い箱がラッピングされてて
そこには私の大好きなブランドの文字が

翔｢あ、それお返しな｣

あ｢ありがとう！
なんだろ～...開けてもいい？｣

翔｢どうぞ笑｣

箱を開けると予想通り私の欲しかったネックレス...

あ｢.....。あれ？｣

.....ヘアーアクセサリー？