恋する気持ち～part２～ (ページ45)

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Whiteday２～和くん～ページ45

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玄関に紙袋がぶら下がってるのが見えて
急いで駆け寄って中を確認すると

Happy Whitedayというカード共に中にはまたまた私の大好きなチョコが入ってた

あ｢...まさかね笑
管理人さんかな？バレンタインあげたしね｣

ありがたく頂戴して部屋の中に入った

あ｢っっひぃぃ！！！
え、ちょっと！？何してるの！？｣

ここは私の家。
鍵はちゃんとかかってた。
玄関には靴がなかった。
部屋は真っ暗だった。
だから誰かいるなんて疑うはずがない。

和｢おかえり笑｣

私の脳が瞬時に危険を察知したから慌てて逃げようとすると簡単に掴まれる腕

和｢へぇー。飲んだんだ？笑｣

和くん...目が...目が笑ってないよ？

あ｢ご、ごめんなさい...
でも、ちょっとしか飲んでない...｣

頭ではこんな嘘見抜かれるに決まってる。
正直なこと言わなきゃって分かってるのに思いとは反して真逆のことを言ってしまった

和｢誰と？｣

あ｢と、友達？｣

バカバカ！！
疑問形で答えてどーするのよ！！

和｢翔さんとか？｣

バレてる...
完全にバレてるよ...

あ｢ごめんなさい...｣

和｢別に謝ることないでしょ
俺束縛とかしたくねーし
とりあえず、これ没収。｣

あ｢あっ...｣

それ、私のチョコ...

和｢これ、欲しい？｣

あ｢欲しいです...｣

和｢これ買うのに結構並んだんだよなぁ～
忠告無視してお酒飲んで他の男に隙見せてる人にやるのもったいねーな｣

え、これ...

あ｢和くんが買ってくれたの...？｣

和｢他に心当たりあんのかよ｣

あ｢な、ないない！！全然ないです！！
和くんが買ってくれたチョコならなおさら欲しい！｣

無いと思ってたんだもん...
Whitedayとかイベントとか興味無さそうだったし

和｢これとどっちがいい？｣

和くんがさす指の先は...唇。
キスってことだよね？///

あ｢...どっちもがいい。/////｣

和｢どっちもって言った場合両方無しにするから。｣

～～～っ！！
なんでそんな意地悪なの！
...私のせいだけど...

あ｢.....こっち。｣

和くんに歩み寄って自らキスをした

チョコかキスか。
違う
チョコか俺か。
ってことでしょ？

そんなの決まってるじゃない
和くんさえいてくれればチョコなんていらないよ

私は意地悪な年下の彼氏が

あ｢好き.../////｣

背伸びしてもう一度キスをすれば
ほら、満足そうに笑らってる

Fin.