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〜翔side〜
翔「俺もひかりちゃんに賛成だわ
気にすることないよ」
って言っても気にするんだろうな...
Aって優しいっていうか優しすぎるとこあるし
あ「翔、ごめんね...
せっかく誘ってくれたのにこんなこと聞かしちゃって...」
さっきからずっと下向いたまま
翔「話して後悔してる？」
あ「そんなこと！！」
翔「じゃあ。ごめんじゃなくて
ありがとうって言ってほしいな」
あ「そうだよね...ごめっ...あ。
じゃなくて、聞いてくれてありがとう」
翔「どういたしまして。
って...っぶは笑
パンダみたいになってる」
あ「えっ！？
あぁ！さっき目こすっちゃったからだ...」
慌てて顔隠しちゃってさ笑
たとえパンダでもサルでも俺は好きだけどな
あ「ちょっと/////
もう見ないでよ！！/////」
やっぱり顔真っ赤にして照れて
いっぱい笑うAが一番好きだ
まだ手で顔を覆っているAを引き寄せて
今度は強く抱きしめる
あ「っわ！！/////
ちょっと.../////」
翔「今まで辛かったよな...
しんどかったよな...
話してくれてありがとな。
今まで甘えられなかった分、
俺には甘えていいから。
頼ってくれていいからな？」
背中を軽く叩くと
また小刻みに震える小さな体
あーあー
よけいパンダになるぞ？
あ「優しいね...翔は。
ありがとう、ほんっっとにありがとう」
満面の笑みを俺にくれた
数少ない街灯に照らされた
Aの照れた顔と涙で濡れた頬がとても綺麗で
見とれてしまう
俺もたぶん顔赤いだろうな/////
付き合ってたらこの流れで
その小さな唇にキスできんのに...
考えたらまじで止められる自信ねーし
早く離れねーと...
あ「翔って心拍早いんだね」
離れようとするとそんなこと言われて
俺の胸あたりに耳を当てられる
ちょっ/////
まじでなんなんだよ/////
わざとか？
いや、Aがわざとやるわけねーよな...
天然っていうか...鈍感ってあぶねえ
翔「も、もういい？/////」
あ「え？あ...ごめん！/////」
いまさら照れんなよ
自分からやったくせに
しかも俺、もともと心拍遅いほうだし。
早くなってんの誰のせいだよ...。
.
時計を見るともう夜遅いし
Aを家まで送り届ける
マンションについて別れるまでずっと
ありがとうって言ってくれて
Aの役に立てた事に優越感が生まれる
最後に頭を撫でたら
真っ赤になって中に入って行った
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作者名：#Y | 作成日時：2018年1月17日 0時
