恋する気持ち～part２～ (ページ13)

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翔「ヤバいな/////」

和「こどもかっ」

翔「こどもに言われたくねーわ！」

キッチンで和くんが好きって言ってた
ハンバーグを作ってたら
二人の意味の分からない言い合いが聞こえてきて
思わず笑ってしまった

ひかり「どっちもどっちだよね。」

私にだけ聞こえるように言ってきて
余計に笑う

盛り付けてあとは持っていくだけなんだけど
和くんの口に合うか不安でソワソワしちゃってなかなか行けない

ひかりに早く行きなよって背中を押されて
和くんの目の前に置けば
一瞬フリーズされて余計に不安になる

あ「好きって言ってたから...
作ってみたんだけど...」

和くんが何も言わないから
聞かれてもないことを言ってごまかす

和「あれ、覚えてたの？」

あ「覚えてるに決まってるでしょ/////」

和「ありがと。いただきます」

あ「ど、どーぞ！/////」

ニコって笑った顔がすごく可愛くて
顔が真っ赤になるのが自分でも分かる

ひかり「じゃあ、翔にはあたしが作った方をあげる」

翔「...ありがと」

ひかり「あきらかに残念そうな顔してんじゃないわよ！」

翔「あ、バレた？笑」

和「翔さんサイテー」

翔「棒読みじゃねぇか笑」

ひかり「子犬、早く食べて！
じゃないと、Aの心臓がもたない」

ひかり、一言多い...

和「...うまっ。」

あ「...ほんと？」

和「うん、うまいよ？」

もぐもぐしながら
上目で言われてドキッとする/////

ひかり「昨日あんなに練習したもんね？
おかげであたし昨日ハンバーグしか食べてないからね！？」

あ「ちょっ！いらないこと言わないで！/////」

隣に座ってるひかりの足をペシっと叩く

和「へぇー、練習したんだ？」

片方の口角だけ上げて意地悪そうに笑う和くん

あ「美味しく作れるか不安だったし...」

ひかり「翔も、早く食べなよ！
それ、Aの作ったやつだから」

翔「まじ？」

ひかり「ちょっと...
あきらかに嬉しそうな顔してんじゃないわよ！」

和「翔さんサイテー」

翔「このくだり、何回やんの？笑」

ひかりと和くんからいじられる翔を見てると
おかしくてまた笑ってしまう

和くんと翔。
生徒とその担任。
どうみてもそう見えないよね

ひかりも初めて会うから
どうなるかなって思ってたけど
すぐ打ち解けて仲良くなってくれて
すごく嬉しかった