不器用たぬき うらたぬきside ページ40
…つまんねぇ……
楽しそうに歩くまふたちの後ろで俺は軽くため息をついた
…いつもならこういうとき、すぐに会話に入んだけど…
いつもと違う、からな…
チラッといつもと違う風景…Aさんに目を向ける
……昨日のそらるさんの話…本当、なんだよな…
いくら外見だけで判断できないとは言っても…全然そんな風に見えない
う「ハァ……」
店「…うーらたくんっ」
思わずため息をついていると、後ろからどんっと店長に押された
店「ため息なんてどうしたの？……もしかして、昨日のそらるくんの話？」
うっ…マジか…
見事に核心をついた店長の言葉に、思わず言葉が詰まる
さっすが店長…なんでもお見通しか…
う「…はい。…だって普通驚きません？店長は…どう思ったんですか…？」
店「んん？俺？…んー、そうだなぁ、俺は…」
俺の質問に、店長は考え込むように一度黙ってしまった
…さすがの店長も悩むよなぁ、この質問には…
店「…俺は、別に気にしない…かな？」
う「え…？」
サラッとした店長の言葉に一瞬耳を疑う
気にしない…？いや、だって…
戸惑う俺に、店長は笑いながら先を続けた
店「んー、だってAちゃんがどんな過去持ってたとしても…
Aちゃんの歌声は素敵だよ！
それに、Aちゃんはこのシェアハウスに住むって決めたのは、すごい決心でだと
思うんだ。
それなら、俺らがその決心に応えなきゃ。
そらるくんの話がホントでも、俺はそういう難しいこと抜きで、Aちゃんに接したいな」
だから気にしないんだーと照れくさそうな笑みを見せながらの店長の言葉は、俺の心にスッと入り込んでくる
…そっか、そうだよな…
う「…なんか、ありがとうございます。色々気にしていたことがなくなりました」
店「ん？…うん！それならよかった！」
やっぱ店長にはかなわねぇな…
少しの悔しさと、自分の器の小ささに、思わずグッと拳を握る
俺は、店長みたいにかっこよくはなれない…
だから、俺なりの接し方で応えなきゃ、な…
一つの決心を胸に決めて、俺はうつむき気味だった視線を上にあげた
う「…あれっすよね？駅って…」
リアル生放送が始まりました 貴方side→←決めました、もうちゃんとタイトル書きます←(更新すらできてないやつ) 貴方side
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恋空(プロフ) - かそるさん» ぜんっぜん質問大丈夫ですよー！オチはですね…決まってません…。でも、アンケートは取る方針で行こうかなーと思っています！コメントありがとうございました！！ (2017年3月31日 19時) (
レス) id: 1bbd70ee98 (このIDを非表示/違反報告)
恋空(プロフ) - 霊菜さん» 神作なんて…！もったいなさすぎるお言葉です！ありがとうございます！亀更新すぎてごめんなさい！ (2017年3月31日 19時) (レス) id: 1bbd70ee98 (このIDを非表示/違反報告)
恋空(プロフ) - くるみさん» コメントありがとうございます！いいですよねうらたん…！！！ (2017年3月31日 19時) (レス) id: 1bbd70ee98 (このIDを非表示/違反報告)
かそる - あの…質問なのですが、オチって決まっていますか？もし決まっていないならアンケートとかしていただくと…はい。なんか口答え？すみません…あと同じ質問された方居ましたら、本当に申し訳ないです… (2017年3月31日 12時) (レス) id: dd98c9602d (このIDを非表示/違反報告)
霊菜 - すごく面白かったです。こんな神作が見れて幸せです(^ω^)更新頑張って下さい。応援しております(´∀`)by小4 (2017年3月28日 1時) (レス) id: 16fee5a8e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：恋空 | 作成日時：2016年4月14日 21時
