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「響、君には柱を辞めてもらう。」
は?
アタシは何か悪いことをしたの?
「お館様、何故でしょうか?その理由をお聞かせ願いたいです。」
「あぁ、悪いね。実はとても強い子が柱になるんだよ。おいで。」
「は、はい!」
スーッ
その女はとても綺麗で皆の心を奪っていった。
「えっと、遠藤美月です!よろしくお願いします!」
「ありがとう、美月には全柱という柱になってもらう。」
全柱?
なんだ、それ。
皆もザワザワしている。
「全柱って言うのは全部の呼吸を使うことができる、言わば天才なんだよ。」
天才……?
「その理由はね、初見で全ての技を修得したからなんだ。」
なんだよ。なんだよ、それ。
アタシ達が命を注ぎ込んでまで鍛練したのに、初見で?
そんなの、理不尽じゃないか。
「ということで響ごめんね。鳴柱を降りてもらっても、いいかな?」
嗚呼、怒りが収まらない。
「御意。」
顔を見せずにアタシは返事をする。
「じゃあ美月、よろしくね。」
「は、はい!」
あの女に嫌悪感を抱きながら。
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金平糖 - 夢主ちゃん、可哀想…頑張って積み上げてきた努力を踏みにじられて、柱を下ろされるなんて…更新待ってます! (2021年10月18日 18時) (レス) @page1 id: 63ca64d519 (このIDを非表示/違反報告)
夜宵 - 夢主さん、自分の意図を無視されて柱を下ろされるなんて可哀想です!更新頑張って下さい! (2021年6月10日 23時) (レス) id: 02079f421c (このIDを非表示/違反報告)
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