26話。 ページ32
A「え？裏切った...？私がっ！？」
煉「...覚えていないのか。君は、自ら鬼になったんだ...！そして鬼となり、人間だった頃の
記憶も消え、俺達に牙を向けるようになった！�狆絽垢領蹲瓩箸靴討福�」
何を言っているのかさっぱり分からない。私が鬼になった？上弦の零として？
なんだそのファンタジーみたいな物語。
だけれど、本当にそうなのか？鬼だなんて...幻想にしか過ぎない存在なのに。
A「お、落ち着いて下さい...！」
煉「俺はっ、俺はっ...！何度も忠告したんだ、炭治郎にっ！美月少女にはあまり近付くなと...
また悪さを企んでるんじゃないかって...だが、炭治郎は幼馴染みだから大丈夫と言って
聞かなかったんだ！心配で心配で...！それでっ...それでっ...」
A「れ、煉獄先せ...」
あの、あの煉獄先生が...涙を流していた。どうやら本気っぽい。だって涙を流すほどだよ？
嘘だったら流さないよこれ。それか占い師で言われたこと本気にしてるかとかかな...？
とりあえず落ち着かせなきゃ...！
煉「...！？み、美月...」
ギュッと煉獄先生を抱き締める。せめて私に出来ることはこれくらいだ。
背中を手で軽く擦りながら私は口を開く。
A「大丈夫、大丈夫ですよ煉獄先生。今の私は悪さしません。前世の私ってそんなにやらかして
たんですか？なら私はバカですね...大バカもんですよ。」
バチンと自分で軽く頬を叩く。あ、勿論左頬だよ？右頬やったら痛いからね。また腫れるわ。
その様子を見た煉獄先生はキョトンとしている。止めて、そんなに見ないで。何か恥ずかしいわ。
煉「フッ...何をしているんだ。美月少女は。」
A「あ！やっと見せた！煉獄先生の笑み！」
久し振りに目の前で見た。煉獄先生の笑みが。
見れたのがとても嬉しい。
A「とても綺麗ですよ、煉獄先生の笑顔。煉獄先生の特長は常に笑顔を絶やさないことです！」
煉「...っ！」
＿＿＿＿＿＿＿
『杏寿郎様の特長は常に笑顔を絶やさないことです！お顔が綺麗なんですから！私や皆にもいっぱい
見せてくださいねその笑顔！』
＿＿＿＿＿＿＿
煉「あ...ありがとう...ありがとうっ...！」
A「あーもう！ですから泣き止んで下さい〜！」
煉獄先生は＿抱きついた状態を離れようとはしなかった。只単に弟を慰める、姉のような感じだ。
煉獄先生も、やっぱり甘える時があるんだ...
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リリィ - もう更新しないんですか？ (2020年5月30日 12時) (
レス) id: 36b39b29b1 (このIDを非表示/違反報告)
福ミカン - *白米さん» ありがとうございます！あ、玄弥君ですか...ちょっと分からないですね。何より玄弥君のキャラがちょっと分からないので... (2020年4月30日 12時) (レス) id: 10a8b4099c (このIDを非表示/違反報告)
*白米 - この作品好きです!…あの…玄弥君とかは出てきますか? (2020年4月29日 22時) (レス) id: fa8e24ad51 (このIDを非表示/違反報告)
福ミカン - 青い夕日さん» 応援ありがとうございます！頑張りますね！ﾄﾐｵｶｻﾝ、ｺﾜｲﾈ。 (2020年3月11日 21時) (レス) id: 10a8b4099c (このIDを非表示/違反報告)
青い夕日 - 巻き込まれる夢主ちゃん可哀想。義勇さん、女の子の顔をビンたしちゃいけませんで。でも、ヤンデレ作品好きです！更新頑張ってください！ (2020年3月10日 4時) (レス) id: e84367e7a0 (このIDを非表示/違反報告)
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