霊の君に恋をしてしまいました。 (ページ1)

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霊恋１ページ1

*

…私は霊に恋しちゃったみたいだね

霊に恋だなんて、おかしいよね…(笑)

でも、心の中の感情は

今までに感じたことの無い感情だった

これは、”恋”の感情だ…

初めて実感した、初めての恋、初めて恋する女の子の気持ちがわかった

恋をすると、『初めて』がいっぱいだね

気がつけば当たりが暗くなっている

帰り道にそって家に向かっていると

後ろから、気配を感じた

きっと、そこら辺に居る霊なんだろうな。と思って後ろを向くと

そこには、”君”がいた

「え」

？「着いてきちゃった、迷惑だったかな…君、俺の事ずっと見てたでしょｗ恥ずかしいからさ」

「何で着いてきたの？」

？「君になにか不思議な気持ちを抱いてしまったから、それが何なのか知りたくてさ」

「…不思議な気持ちですか。勘違い…じゃないでしょうか？」

？「勘違い？無いと思う。俺は不思議な気持ちが何なのか知りたくて、君に付いてきた」

「…そうですか、じゃあ私に付いてくるのは構いません、それと貴方の名前は？」

大「西畑大吾。君と仲良くなったら、大ちゃんって呼んで欲しい」

「分かりましたけど、”仲良くなったら”ですよ？」