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次の日の朝。もう既に教室にいた松村くん。




『おはよう、松村くん』




駆け寄って、初めて、松村くんに自分から声をかけた。

そんな私に松村くんは驚いて目を見開いて、クシャリと嬉しそうに笑い私の目を見た。




松村「おはよう」




それが嬉しくてカバンすら置かずに話し始めた。




『私、昨日教えてもらった曲全部好き。でも、関連動画見てたらね、〜〜〜って曲が一番好きだったの』

松村「…え?」




ポカン、としてるから、やばい話しすぎたってちょっと焦る。




『ごめ、私話しすぎた…?』




すると松村くんは立ち上がって私の顔を覗き込むように目を合わせた。




松村「絶対見ないと思った」

『え、?』

松村「見ないと思ったからからかう気満々だったのに」




拗ねた顔をした松村くん。




『えぇ笑』

松村「罰ゲームとして宿題出してやろうって思ったのに、残念」




えぇって戸惑う。

そんな素直に聴いてきた私がアホだったってこと?




田中「え、なに、深澤チャンちゃんと聴いてきたの?」

松村「樹。…そ。聴いてきたんだって」

田中「へぇ、偉いじゃん」




そう田中くんは私の顔を覗き込んでくるから慌てて下を向く。相変わらず距離が近いなこの人。

すると突然松村くんが田中くんの肩を掴んで私から引き離した。




松村「…樹、日直じゃないの?」

田中「あ、やべ、」




職員室行かなきゃって教室を出ていった田中くん。

松村くんはちょっとムッとしてて怖い顔。




『…松村くん?』




どうしたの?って聞こうとしたら、同じクラスの可愛い子たちが集まってきた。




「ねぇねぇ、松村くんの好きな曲私も聴きたい!」

「私も私も!!」

『あ、』




そうだ、忘れるところだった。

松村くん、田中くんに隠れてるけど人気者だった。







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設定タグ:松村北斗 , SixTONES , SnowMan   
作品ジャンル:恋愛
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つばさ(プロフ) - 今、こういった低評価で悩まされてる作者様が増えています。とても面白いのであまり気にせず更新して欲しいです。ちなみに7つめの原石…も読ませて貰ってます!七瀬様のペースでご無理なく! (2021年9月3日 16時) (レス) id: a84a28701a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:七瀬 | 作成日時:2021年9月3日 0時

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