Deepな恋！Part3 (ページ13)

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第8話2 ページ13

徳尾「本番いきまーす！ 5、4、3、2...」

[鴨居研究室でのシーン]
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海音『おはようございます。』

染谷「おー、海音ちゃーん！」

藍花「おはようございます！」

染谷「体調はもう大丈夫なの？」

海音『はいっ。』

藍花「無理はしないでくださいね。」

椎木「横になりたかったら...」

テントを指差す椎木。

海音『はいっ、あ、ありがとうございます。(笑)』

染谷「あ、そうだ！榮太郎君、取締役なったんだってよ！もう水槽洗ってもらえないね！(笑)」

藍花「1人で洗ってください。」

海音『あの... 私、ちゃんと皆さんにお話ししたい事があって...。』

染谷「えっ... 結婚？」

藍花「なんで？」

染谷につっこむ藍花。

海音『実は私... ちゃんとした研究者とかではなくて、ここに来る前、ベトナムの大学で働いていたということも嘘なんです。』

染谷「...えっ？」

海音『鴨居さんと私が親戚だということも嘘です。』

染谷「えっ！？」

海音『鴨居さんにどうしてもここに置いてほしい、とお願いしました。 1年という期限つきで。ここで... 鴨居研究室で、どうしても星ヶ浜の海とそこに生きる魚達を守りたいんです、と無理言ってお願いしました。 ...今まで隠していて、本当にごめんなさい。』

頭を下げる海音。

染谷「...誰だってねぇ、言いづらい事とかあるからねぇ。(笑)」

藍花「私にとっては、何があっても海音さんは海音さんなので、なーんにも問題ありません。」

海音『藍花ちゃん...』

椎木「ちゃんとした研究者じゃないってどういう事だよ...。」

海音『っ...。』

椎木「渚海音は本物の研究者だ。」

海音『椎木さん...。本当にご迷惑かけて、この研究室も今後どうなるのか... 本当にごめんなさい。』

再び頭を下げる海音。

藍花「も～、謝るのやめてくださいよ！(笑)」

椎木「俺たちそんなヤワじゃねぇよ。」
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徳尾「...カット！」