Deepな恋！Part2 (ページ26)

今日:11 hit、昨日:15 hit、合計:139,879 hit

第4話11 ページ26

SIDE：綾野

カットがかかっても遠くに向かって走り続けてるAちゃん。(笑)

綾野「Aちゃんカットかかったよー！」

Aちゃんに向かって叫ぶと、聞こえたのか立ち止まり振り向くとこっちに向かって走ってきて、その姿は小動物のようで可愛い。

『はぁ... はぁ... 剛さん怪我してない？』

綾野「全然大丈夫。(笑)」

『よかった... ちょっと待ってて。』

そう言って救急隊員役の方々のところに走り出すAちゃん。

みんなに怪我してないか声を掛けているみたいで、そういう人柄故にAちゃんはたくさんの人から愛されているんだと感じる。

小田「剛さんお疲れ様です。お水どうぞ。」

綾野「ありがとう。」

小田「それと... Aさんのこと見過ぎです。(笑)」

綾野「あ... もうここまでくると無意識だよね。(笑)」

小田「...剛さんってストーカーの気質ありそうですよね。(笑)」

綾野「晴翔ひでぇなぁ。(笑)」

Aちゃんを目で追ってると、走って戻ってきた。

『あ、小田さんお疲れ様です。』

小田「お疲れ様です。」

綾野「大丈夫？ Aちゃん、水分摂った？」

そこへAちゃんのマネージャーさんが水を持ってきてくれる。

安藤「A、お疲れ様。綾野さんも小田さんもお疲れ様です。」

『あ、のんちゃんありがとう。』

綾野・小田「「お疲れ様です。」」

徳尾「Aちゃん、綾野君、チェックお願い。」

岩田・綾野『「はーい。」』

徳尾さんやスタッフさんたちとみんなでモニターを確認する。

確かにリハの時より全体的に迫力が出ているように感じる。

徳尾「リハより迫力出たねー。(笑)」

『ありがとうございます。(笑)』

徳尾「これで4話の撮影終了です！お疲れ様でした！」

スタッフさんに挨拶を済ませる。

綾野「Aちゃん、お疲れ様。」

『剛さんお疲れ様です。』

綾野「また5話の撮影でね。」

『うん。』

マネージャーさんの車に乗り込むAちゃんを見送る。
自分でも表情筋が緩みっぱなしなのを感じていると、隣にいた晴翔に肘で突かれた。(笑)