Deepな恋！Part2 (ページ11)

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第3話7 ページ11

SIDE：you

徳尾「本番いきまーす！ 5、4、3、2...」

[バス停のシーン]
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バス停のベンチに座ってバスを待つ海音。

海音が肩に上着をかけられて驚いて振り返ると、帰ったはずの倫太郎がいた。

倫太郎「寒いだろ。」

海音の隣に座って焼き芋を取り出す倫太郎。

倫太郎「ん。」

海音『ん？』

倫太郎「食べたくなって。熱っ...！」

倫太郎が戻ってきてくれた嬉しさと、焼き芋を熱がる倫太郎が可愛らしくて、笑顔になる海音。

倫太郎「あっちぃ...」

焼き芋の半分を海音に渡す倫太郎。

海音『ありがとうございま... 熱っ！熱っ...』

熱さに驚いて焼き芋を膝に置く海音。

倫太郎「ほら、慌てるから...」

海音『すいません。』

倫太郎「大丈夫？」

海音『はい。』

余った紙袋を巻きつけて、なんとか持てるようになった海音。

倫太郎「はい、じゃあ、いただきます。」

海音『いただきます。』

焼き芋を食べる海音と倫太郎。

倫太郎「んー。」

海音『美味しい...』

2人で微笑むも、何か考えている表情の倫太郎。

倫太郎に突然手を握られたことに驚き、倫太郎を見つめる海音。

倫太郎「...なんでこんな冷たいの？」
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徳尾「...カット！」

カットがかかり、モニターチェックをする。

モニターには焼き芋を食べてウンウン頷いてる剛さんの姿。

『この動き、剛さんって感じだね。』

徳尾「俺も思った。(笑)」

『ですよね！(笑)』

綾野「え、普段からこんな動きしてます？(笑)」

徳尾「うん。(笑) すごい美味しそうに食べるなぁって。(笑) あとね、やっぱりAちゃんはさすがラブコメの女王だよ。あの最後の動揺してる目がすごいよかった。」

綾野「あの表情、普段やっちゃダメだからね？至近距離であんな顔されたら、男なんてすぐAちゃんのこと好きになっちゃうから。」

『そんなことないから。(笑)』

モニターチェックも無事に終わり、剛さんと撮影に使った焼き芋を食べる。

『またその動き。(笑)』

綾野「あ、完全に無意識だった。(笑)」

少年のような笑顔で焼き芋を食べる剛さんは可愛い。

剛さんの新たな一面を知れた。

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ここのシーンキュンキュンでしたね♡

作者は

・紙袋を巻き付けようとしてる海音に何度も手を貸そうとする倫太郎

・海音が焼き芋を持てた時の倫太郎の笑顔

・焼き芋の断面丸ごとかじるワイルド倫太郎とちょこっとかじる小動物海音

ここが好きです♡

以上どうでも良い作者のキュンポイント報告でした。(笑)