推しに告白されまして【爆豪勝己】

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｢やぁ爆豪くん！今日は何食べるの？坦々麺？｣
｢…カレー｣
｢カレー！！！！なに！！！可愛い！！！！｣
｢カレー食ってて可愛いもクソもあるか！｣
｢爆豪くんがカレー食べてることが可愛いんだ！！｣



別にカレーは可愛くない。
全て爆豪くんありきです。
どうもこんにちは、今日は朝ではなくお昼の登場です須郎です。



食券を買って並んでた爆豪くんの後ろに張り付いてます。食券を買う姿すら愛おしかった…。




｢そーゆーテメェは何食ぅんだよ｣
｢わたし？今日はお財布忘れちゃったから何も食べない！ただ爆豪くんの後ろ並んでるだけだよ｣




きっと私のお財布は寮の部屋の机にポツン、と置いてあるだろう…。
シクシク…と泣き真似をする私に｢…アホかてめぇはよ｣と呆れ顔の爆豪くん。



｢アホだよ…。けど爆豪くんがカレー食べるとこ見ればお腹膨れる｣
｢んなわけねぇだろ！来い！｣
｢およ！？｣


せっかくもう少しで受け取り口だったのに爆豪くんは列から外れてしまった。そして私の腕を引っ張って来た道を戻っていく。
え？なにしてんの？





｢オラ好きなの選べや｣
｢ゑ！！！？？？｣





連れてこられたのは食券機の前。
つまりは奢ってくれるの？！
推しにお金なんか払わせられないんだけど！！




｢爆豪くん有難いんだけど、君にお金を払わせるなんてとてもとても、！なんなら私が爆豪くんを養いたいレベルだしなんならお小遣いあげたいしなんなら｣
｢うるせぇ黙れ殺すぞ早く選べやカス｣
｢でも…｣



｢じゃあ、俺に奢られるか俺と付き合うかどっちかだ｣
｢あ、爆豪くんわたしオムライスがいいな！！｣
｢……そーかよ｣





そんな軽蔑する目で見ないでよ爆豪くん。

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