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「ヒュー!!!!!やるなあ爆豪!!」
「漢らしいぜ!!!」
「爆豪くんってあんなキャラやったっけ…?」
「不覚にもキュンってしちゃった!!!」
真っ赤になって俯いてると、周りから聞こえる冷やかしの声。
そーだよここ教室だよ!!!!?みんな見てる!!
「チッ」
「ば、爆豪くんそろそろ手離そ?っうわ!!え?!!」
爆豪くんもそれに気づいたのか、イライラしているので、手を離そうと引っ込めると逆に引っ張られた。
「行くぞ」
「えぇ?!!!なになになに?!!!」
「うるせぇ着いてこい」
引っ張られて席からたさされた途端、そのまま私の腕を引っ張って爆豪くんは教室から出ていく。
愛の逃避行ですかッッッ?!!?!(黙れ)
「授業始まっちゃうよ爆豪くん!!」
「あと10分あんだろうが」
そんだけありゃ十分だろ、と私を引っ張ってく爆豪くんの耳は後ろから見ても分かるくらい赤く染っているけど、私の顔面も多分やばい。
教室から少し離れた階段の踊り場で爆豪くんはようやく足を止めた。
「で、どーすんだよ」
「…というと?」
分かっててとぼけるフリをする。
だって恥ずかしんだもん!!!!???
爆豪くん怒るかな、とチラと下から見上げると案の定呆れた顔をした爆豪くん。
「いーぜ、ここまで来たら言い殺してやらぁ」
「へいっ?!!」
叩かれるかと思ってたのに、爆豪くんが発した言葉は耳を疑うもので。
もう逃げんなよ、と前置きをすると爆豪くんは私のほっぺたを片手でむぎゅっと潰した。
「俺と付き合えよ須郎」
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瑠貴(プロフ) - のももさん» 推しと好きは違うんですよね(ToT)(ToT)ありがとうございます!!! (2020年5月25日 9時) (レス) id: 1e1ef5babd (このIDを非表示/違反報告)
のもも(プロフ) - こっちに好意を向けられた途端、それはちがうんだよなぁってなるの分かりみ深すぎて分かるー!!!!と叫んでしまいました。完結おめでとうございます!最高です! (2020年5月22日 23時) (レス) id: c78e37088a (このIDを非表示/違反報告)
花帆 - 完結おめでとうございます!最後まで読めて嬉しいです゚+.゚(*´∀`)b゚+.゚ 推しかっちゃんと両想いになれて良かったです♪番外編もあったら読みたくなります…! 新作も楽しみにしておりますね(*´ω`*) (2020年5月15日 2時) (レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
瑠貴(プロフ) - 花帆さん» ありがとうございます^_^完結致しました!また違う作品で会えたら嬉しいです、ありがとうございました! (2020年5月14日 18時) (レス) id: 1e1ef5babd (このIDを非表示/違反報告)
瑠貴(プロフ) - はろさん» かっちゃんと付き合う夢見ていてもたってもいられなくて書き始めた作品です(^^;ありがとうございます^_^かっちゃん現実にいないとか受け止められないですよね、 (2020年5月14日 18時) (レス) id: 1e1ef5babd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:淡々麺 | 作成日時:2020年5月6日 23時