☆.°６６ ページ6
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皆がいるのに…
二宮くんの指がｸﾈｸﾈ動く
たったそれだけのことなのに、何故か身体が痺れてきた
・
和「……ったく」
三人に聞かれたくないのか、小声になった
彼が小さく話す時は大抵声が低くなる
いつも中学生みたいに高いのに、低く染み渡る声が身体の痺れを促進させた
・
和「敏感な身体してんのに」
「…」
和「誰にも抱かれないで死ぬとかもったいね」
垂れてきた横髪を再び耳にかける
三人はまだｷﾞｬｰｷﾞｬｰ言ってる
決して広くない楽屋で賑やかな集団が一つと
世間に公開出来ないコトをしてる組が一つ
お願い…
誰か気づいて…
・
和「昨日チューしてないでしょ」
「だから…何」
和「帰ってから干からびると思ったからね俺」
あたしのキスに何の効果があるのよ
栄養補給？
ストレス解消？
どっちにしろ抵抗しないと
相応しくない場所でチューしちゃうことになる
・
何のために “もう関わらないで”って言ったと思ってるのよ
こういうことをしないために
キスとかハグとか、恋人がするようなことを恋人じゃない人とするのが嫌なのに
慣れちゃいそうな自分がいるから・・・
・
・
雅紀「ちょっ…！ニノっ」
潤「場所考えろよー…」
遅いよ…
もう少し早く気づいてくれてれば
「…ｯ」
キスされることなんてなかったのに
しかも・・・
長いんだってば…
・
・
翔「…風邪もそうやって移したんだろ」
「しょ…ｯんん、」
いつの間にかドア付近に翔くんが立っていた
片手に台本、もう片方に缶コーヒーを持ったまま
・
二宮くんは翔くんの方を見向きもしないでキスを続けた
20秒以上はくっついてと思う
・
和「充電完了」
何食わぬ顔で言う
周りの目がここに集中してるのに…マイペースすぎでしょ
・
智「ニノが惚れてんのはこの子か」
潤「どうする大野さん。ニノ盗られちゃうよ」
「ぁ…あのっ、盗むとか…そんなつもりは…」
和「そうそう。俺もうこの人がいないとダメみたいだからさ」
座ってる三人の方じゃなくて
若干唇が尖ってる翔くんに向けて言った
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ルイ - 胸が締め付けられてすごく切なくなって涙がでてきました。これからも頑張ってください (2015年2月7日 11時) (
レス) id: d9ccb59bc0 (このIDを非表示/違反報告)
由宇 - でも、俺には大野さんがいるから。と、大野さん、潤くん、ニノの3人の楽屋で浮気だ。って言って潤くんにベタベタしてた大野さんが主人公ちゃんと連絡とらなくなったら、すぐにニノのとこに戻っちゃう姿にクスッと笑みがこぼれました。 (2014年12月26日 4時) (レス) id: a09ceb8324 (このIDを非表示/違反報告)
由宇 - 翔くんズルいわ。もう最初から私はニノを好きになってましたわ。最後ちゅーしたのに翔くんがきて。ニノが去る場面もう心臓がキューっと締め付けられるくらいせつなくて。 (2014年12月26日 4時) (レス) id: a09ceb8324 (このIDを非表示/違反報告)
松井あにさ - 昔この小説見てて、今久々に見てもうテンション相葉ですよも〜（笑）続編希望です! (2014年8月30日 12時) (レス) id: 749be20760 (このIDを非表示/違反報告)
あかね(プロフ) - 映画のように見ている。台湾人ですから、ちょっと日本語でうまくできないからすみません！でも読んで本当にたんのしいです！泣くそう〜〜 (2014年8月14日 18時) (レス) id: bf56226879 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えりざべす
| 作成日時：2014年4月22日 20時
