【HQ】 仁花の姉ですけど、なにか？

#14 ページ14

『っはぁ...。

絶対太る...。 しかもやりたいこと何にもできなかったし...』







あの後、結局全部食べてしまった。



だって生姜焼きもお味噌汁もおいしかったんだもん！！！


美味しいは罪だ！！！



...うん、後でおばちゃんにレシピを教えてもらおう。


それにしても...。


なんで白福さんあんなにいっぱい食べてるのに、スタイルいいの...！？


私と同じくらい食べてたよ！？


超羨ましい...！！！







「先輩はもっと太ってもいいと思いますよ！」


『優生ぃ...！！！ お前はいい子すぎるぞ...！！


今度オムライス作ってやるからな！！』







優生はわざわざお茶を持ってきてくれて、研磨の席に座った。


私が優生の頭をわしゃわしゃ撫でると、気持ちよさそうに目を細めた。



っ〜〜〜〜！！ かわ、かわいいっ...！！！



さらに、優生は私にとって恐ろしい言葉を言った。








「やったーー！！


先輩の作るオムライス美味しくて、僕大好きなんです！！」







ありがとう、世界。


ありがとう、優生ママ、優生パパ。


ありがとう、優生。



私の心が浄化されたよ。

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