#12-7 ページ7
・
[しゅうの太陽LINEデート]
涼太の到着を待つ萩。
そこにやって来た涼太は、静かに萩に近づいて、
背後から声をかけた。
涼「おはよ!」
萩「!!びっっくりした」
涼「あははっ、可愛い(笑)」
横『可愛いってさ』
神『涼太くん、自然だな〜』
萩「心臓止まるかと思った・・・」
涼「それはあかん(笑)。
・・・ここ、シーグラス拾った海岸か」
萩「うん。・・・あの時とは全然違うけど、
でも一緒に外に出たのってここかなと思って」
涼「絶対そう。えー、覚えててくれたの、嬉しいな」
萩「すごい考えた(笑)」
涼「ありがと(笑)。行こっか」
砂浜を歩き、防波堤に腰を下ろす。
涼「呼んでくれて、ありがとね」
萩「最後だから。涼太くんしか考えられなかった」
涼「嬉しいこと言ってくれるね」
萩「涼太くんは決まった?告白、誰に行くか」
涼「うん。萩だけって言ったし、そこから変わってない」
萩は嬉しそうに目を細めて涼太を見つめる。
涼「・・・ちゃんと言えてなかった気がするから、
改めて伝えておきたいなと思って。
・・・俺は、萩が好きだから」
萩「・・・待ってていい?」
涼「もちろん」
飯『カッコいい・・・』
神『お似合い』
涼「信じてるから。だから、何も心配しなくていいよ」
萩「うん。ありがとう」
2人はちらりとお互いを見て、
照れたように笑い合った。
・
411人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「芸能人」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:A | 作成日時:2021年8月16日 11時