恋とオオカミには騙されない -６-

#12-11 ページ11

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[みおんの太陽LINEデート]


未音は都内の遊園地で相手を待つ。


横『未音ちゃん』
神『大樹くん、頼むぞ〜』


未「あっ、来た」

大「ごめん！お待たせ」

未「久しぶり」

大「そうだね！」


未音の前に立ったのは、大樹。


横『大樹くん！』
飯『私服カッコいい』


大「可愛い、めっちゃ可愛い(笑)」

未「ありがと(笑)」

大「とりあえずさ、いろいろ乗る？」

未「うん」

大「よっしゃ、行くぞ(笑)！」


歩幅を合わせて歩き始める。


大「絶叫系乗れる？」

未「･･･たぶん？」

大「行くか(笑)。バイキングとか」

未「お、あー、うん(笑)」


バイキングに乗り込む2人。


未「やばいかも(笑)」

大「･･･手、」

未「えっ？」

大「繋いだら怖くない？」


レバーを握る未音の手の上に
大樹は自分の手を重ねる。


大「大丈夫」

未「･･･うん」

大「あはは、そんな見ないで、恥ずかしい(笑)」


横『大樹くん、カッコいいなぁ』
飯『優しいですよね』


乗り物が動き出して、未音は大樹の手を握り返す。


大「ふぉー！」

未「やば･･･！」

大「あはははっ」


滝『めっちゃ楽しそう』
神『大樹くんって表情豊かですよね』
飯『未音ちゃんの前だから』


乗り物を降りるが、
大樹はしっかりと未音の手を握ったまま歩き出す。


大「次は？」

未「優しいのがいいな(笑)」

大「あははっ(笑)。じゃあゴーカートとか？」


横『しっかりデート』
滝『ここは心配なさそう』



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