恋とオオカミには騙されない -２-

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10人のメンバーが揃い、
岩西さんの話を聞く。


岩西さん「じゃあ、ソファーを作ってもらいます。ネジが緩んだりすると、破損して怪我の恐れがあるので、しっかりと作ってください。さっき、サンディングしてもらった天板は、上で塗装してもらうので。
チームワークで頑張ってください」

「「はい！」」


メンバーが顔を見合わせる。


陣「どうしよか、ソファーと天板」

麻「私、上行きたいです」

Ｒ「俺も上！」

陣「ん、オッケー」


Aが陣の顔を見つめる。


陣「ん？」

　「私も、上がいいです」

陣「うん(笑)。じゃあ俺も上。6人は中でやってもらえる？」

大「任せろ！」

陣「じゃあそういうことで。よろしく！」


滝『今の、可愛いな〜』
神『あんなん好きになるって』



@アトリエの屋上


じん、A、麻理亜、RIKUの4人が
天板を持って屋上に上がる。


　「天気がいい」

麻「気持ちいいね」

Ｒ「開放感すごいわ」

陣「早速やっていこー」



・じん × A


陣「俺らが今塗ってるのはウレタンな」

　「ウレタン･･･はい(笑)」

陣「なに？(笑)」


Aは天板の表面に残っていた凸の部分を撫でる。


陣「･･･ゴミ、まだあったん？」

　「ねぇ(笑)」


横『え！』
神『陣くんっぽいなぁ』


しばらくこすっていると、それが綺麗に取れた。


陣「あっ、」

　「「とれたん」」

　「･･･ハモったん(笑)」

陣「ノリノリやん(笑)」

　「楽しくなってきた(笑)」

陣「楽しくなって？」
　「きたん。･･･こら(笑)」

陣「最高(笑)」


笑いながらハイタッチを交わす2人。


横『爽やかにね』
滝『こういう関係がいいんですよね』



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