恋とオオカミには騙されない -２-

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@帰り道


・リク × じん


2人が歩いていたところに、LINEが鳴った。


Ｒ「何？」

陣「･･･うわ･･･」

Ｒ「え？」



・まりあ × しゅう


麻「LINE、来た･･･」

萩「･･･涼太です、太陽LINE使います･･･」



りょうたりょうたです。太陽LINE、使います。




・みおん × A


　「誰に送るんだろう、涼太くん」

未「･･･」


横『どっち･･･？』
飯『どっちだろう･･･！』



・まりあ × しゅう


麻「来たっ」



りょうたみおんちゃん、一緒に遊びに行きたいです。



萩「･･･そっか」

麻「･･･行くの？」



みおんありがとう!楽しみです!



萩「･･･行く。ここで行かなかったら後悔する」

麻「そうだね」




・なつき × たいき



しゅうしゅうです。私も行きたいです。



夏「俺も行こうかな」

大「･･･澤さ、もう決めたの？」

夏「中間告白？」

大「うん」

夏「いや、全く。振り出しに戻った」

大「･･･Aちゃんは？」

夏「諦める。
　･･･分かってたしさ。
　Aちゃんが見てるのはいつだって陣くんで、
　俺はリクくんほど強くないから。
　･･･でも正直、Aちゃんしか見てなかったから、
　めちゃくちゃキツい･･･」

大「それ、ちゃんと言った？
　俺も今日、未音ちゃんに言われて気付いたけど、
　ちゃんと言葉にして言わないと、全く届いてないよ」

夏「今更でしょ(笑)。困らせたくないし」

大「Aちゃんには、リクとか陣がいるじゃん。
　澤は？澤は、Aちゃんしかいないんでしょ？」

夏「っ」

大「お前しか見てなかったよって･･･」

夏「そんなん、めっちゃ身勝手じゃん、俺。
　もう次に行くって言ったのに･･･」

大「･･･後悔だけはすんなよ、マジで」





オオカミは、誰だ?





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