#4-15 ページ34
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@岩西さんのアトリエ
・リク × ヒカリ
R「どれかなー・・・あ、これか」
H「これ作るのか」
R「どれどれ?おー、弾けそう」
作業台の上に置かれたギターのような楽器。
RIKUが適当に音を鳴らす。
H「弾けるね」
R「これは楽しそう。よし、じゃあ帰りますか」
H「うん」
・・・
帰り道の途中に公園が見えて、
RIKUはそこを指差した。
R「ちょっと話して帰ろ」
H「うん?」
R「あ、身構えないで(笑)」
横『何話すのよ・・・』
飯『全く想像がつかない・・・』
ベンチに横並びになった2人。
R「ヒカリちゃんはさ・・・陣くんが好き?」
H「・・・好き・・・かはまだ分かんない」
R「そっか・・・。じゃあさ、Aちゃんは?」
H「Aちゃん?好きだよ」
R「・・・俺がAちゃんを振り向かせたら、
ヒカリちゃんは陣くんに・・・」
H「・・・それは、分からないけど・・・」
R「あ、そっか・・・」
H「・・・まだハッキリしなくて」
R「だよね。同盟組めないかなって思ってさ」
H「同盟・・・」
横『同盟!!!』
飯『そういうこと!?』
R「って言っても、俺は太陽LINE使ってるし、
ヒカリちゃんも月LINE使ってるから、話誘うとかしかできないけど」
H「・・・組みたい」
R「お、やった!頑張ろうね」
H「うん」
R「じゃあ帰ろ!」
H「誘ったのってこのため?」
R「そう!あとは、Aちゃんにちょっと嫉妬してもらうため」
H「・・・今、陣くんと話してるかもよ」
R「あ・・・そこまでは考えてなかった」
H「同盟組んで大丈夫?(笑)」
R「任せんさい!(笑)」
横『この2人が同盟かぁ』
飯『どうなるでしょう』
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作者名:A | 作成日時:2021年6月13日 23時