恋とオオカミには騙されない -２-

#3-4 ページ4

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分かれて遊んでいた5人が集まった。



大「皆、全部回った？」

涼「回ったな」

萩「うん」

大「じゃあ･･･アトリエ、行きますか」

未「うん･･･」


？「･･･こんにちは」


メンバーが声のした方を見ると･･･


横『え！？』
神『来たか』


大「･･･麻理亜ちゃん」

麻「遅れてごめんね」


麻理亜が申し訳なさそうに立っていた。


涼「･･･やったやん(笑)」

大「待って、びっくりした･･･」


涼太が大樹の背中を押す。


麻「大樹くん、話しませんか」

大「あ･･･、うん」

未「･･･先にアトリエ行ってるから。
　後から2人で来て？」

萩「そうだね」

麻「ごめんね」

涼「全然。じゃ、あとで」

未「頑張って」

麻「ありがとう」

Ｈ「･･･」


横『うわー･･･Hikariちゃんが』
滝『気になりますよね』


・


水族館に残った2人は、向かい合う。


麻「もう回りました？」

大「うん。･･･でも、もっかい行く」

麻「じゃあ･･･オススメ、教えてください」

大「うん(笑)」


飯『頑張れ、大樹くん･･･』


・・・


@アトリエ


・リク × じん


アトリエで作業を進めていたRIKUと陣。
RIKUがふと手を止めて机に倒れ込む。


Ｒ「･･････気になって集中できん(笑)」

陣「それな(笑)」

Ｒ「･･･行かなかったんだ」

陣「おん。リクさんも」

Ｒ「まぁね･･･。Aちゃん以外皆でしょ」

陣「そやな」


夏輝と2人で作業をするAを見守る2人。


Ｒ「いいなぁ、身長差。俺も欲しい」

陣「Aちゃん、そこそこ高いもんな」

Ｒ「･･････やっぱ集中できん」


そこへ、涼太、萩、未音、Hikariの4人がやって来た。


夏「お･･･あれ？」

　「大樹くんは？」

涼「まぁ色々あって。後で来るよ」

　「麻理亜ちゃんも･･･」

未「うん、後で来る。着替えて来るね」


陣とRIKUは顔を見合わせた。


陣「なぁ、今2人なん？」

Ｒ「そういうことだよね？大樹、やるなぁ」



・なつき × A


夏「水族館2人きりはデートじゃん(笑)」

　「デートだね(笑)」

夏「･･･でも、俺は行かなくて良かったかな」

　「人数増えるもんね」


横『どういうこと？』
神『大樹くんが動けなくなるから、じゃないですか』


夏「それもあるけど、
　Aちゃんと作業できなくなるじゃん」

　「･･･そういうこと？」

夏「うん･･･恥ずっ(笑)」

　「(笑)」


滝『そっちか』
飯『夏輝くん、良い！』



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