検索窓
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:421,275 hit

◯ 12 ◯ ページ12

あの手に触ってもらえたら

あの目に見つめてもらえたら

あの唇に、



キスしてもらえたら



二宮さんを好きになってから

こんなことばっかり考える自分が

気持ち悪くて痛くて可哀想で



だけどそれでも止まらない妄想に



いつの間にか現実になったらどうしようって

そんなあり得ないことまで考えるようになって



本当にもう

自分で自分を持て余すようになってた



のに、





ちゅっ





耳の奥に響くリップ音と

目の前にはゆっくり目をあける二宮さん





和也「ふふっ、あなた本当に目つむんない人だったの?」


『………。』


和也「…Aちゃん、…Aちゃん?」


『…っはい!!』


和也「ぷっ、ははっ、こんだけバッチリ見られてるとね」


『見……られるのが、お仕事でしょ』


和也「いやまぁ、そうなんですけど(笑)」





ふっ、と小さく息を吐いて

「でもさすがに恥ずかしいよね、この距離は」

って呟く



だってそんなこと言ったって

恥ずかしいのは絶対私の方なのに



なんて分かり切ったこと言わないけど





ジッと私を見つめる二宮さんを

目だけで見つめ返したら



ほっぺを包んでたまんまるの手が

またそこをしゅるしゅる撫でて





和也「…もっかい、しとく?」





って



まだ何も言ってないのに





和也「二宮さん恥ずかしいからさ、目とじてよ」


『………。』


和也「おいこら(笑)」





笑いながら近づいてくる二宮さん



小さな抵抗で

意地でもつむるもんかって思ってたのに



唇に感じる暖かさと

鼻の奥をくすぐる甘い香りを感じたくて



もっともっと感じたくて



そしたら、

二宮さんとの根比べには簡単に負けてた

◯ 13 ◯→←◯ 11 ◯



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (661 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
533人がお気に入り
設定タグ: , 二宮和也 , 子犬   
作品ジャンル:タレント
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

リリカ - ニノ最高です(o^^o) 頑張ってください! (2015年1月15日 14時) (レス) id: 16081b0ddb (このIDを非表示/違反報告)
チハル - 面白いです (2014年6月27日 21時) (レス) id: 0aadefc560 (このIDを非表示/違反報告)
やん - 読みだしてびっくり!私と同じ名前のやんちゃん!すっかりのめりこんで読んでしまいました。ドキドキしました〜 (2014年5月28日 13時) (レス) id: 6e34ffc540 (このIDを非表示/違反報告)
まー - おもしろかったです!! (2014年5月25日 1時) (レス) id: fb0212c457 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーか - はじめまして♪一言一言に泣けてきたり、笑えたり!!なんだかニノが目の前にいるみたいで、いつも倒れちゃいます(笑)本当にサイコ~です!!(いくらでも...)これからもお願いしまーす☆  (2014年5月3日 3時) (レス) id: a292629a01 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:aimi* | 作成日時:2014年3月13日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。