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side:三
弱みを握っている、少し優位な立場にいるからだろうか、不思議と九村先生と話せていて、
若干戸惑う先生と四谷くんが面白い。
一「三村、オマエ!本好きだからって先生に話しかけられてんのズルいぞ!」
三「一条くんも読んだらいいじゃん、漢字読めるのか知らないけど」
一「よ、読めっから!」
五「よし、読書の秋だ!」
八「皆で文学少年になろうぜ!」
と、昼休みに図書室に行くことにした。
*
一「漫画あるぜ!」
五「まじか!すげー!」
二「僕図書室初めて来たよ!」
六「フタちゃん、去年の国語の授業で来たよ……」
……うーん、やっぱりこの人たち煩いよね、ここ図書室だし。
『花岡先生、』
「ん?」
『ここって、』
「あーここかぁ、」
聞こえてきた花岡先生と九村先生の声に皆で顔を合わせる。
学校でも密会してるのかぁ、図書室ねえ、……。
三「図書室ラブ……」
「「「図書室、ラブ?!」」」
四「し、静かに!聞こえちゃうよ」
「おーい、誰かいるのか?」
見つかる!?
バレたらマズイ、と感じて息を潜めて本棚の影に隠れる。
『いないですよ?』
「生徒に聞かれたら困るもんなぁ、……俺達の会話」
『そうなんですか?』
「ああ、これは秘密の話合いだ」
まさか、花岡先生、既婚者だって話してない?
な、なんてズルい男なんだ……!
一「秘密の、話合い……」
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みゆ(プロフ) - アオさん、完結お疲れ様でした!野郎組ロスに陥っていた日にとっても素敵な小説に出会えて嬉しかったです!8人全員の先生とのエピソードがキュンキュンしたり、もどかしくてうずうずしたりとすごく楽しんで読むことができました。本当にありがとうございました! (2020年4月24日 1時) (レス) id: 827b400d7b (このIDを非表示/違反報告)
みぃ☆ - こんな感じってのは、無いんですが、八代くんとのストーリーをお願いします!八代くんの出番が、今の所少ないなーって、思って。これから書く予定でしたら、ごめんなさい!まぁ、ただの正門副担ってだけかもですがw。頑張ってください♪ (2019年9月28日 21時) (レス) id: c6d72d9d14 (このIDを非表示/違反報告)
那須町(プロフ) - 野郎組ロスなうです。リクエストなのですが、一条くんと二人で放課後補習を受けるお話が読みたいです。 (2019年9月24日 20時) (レス) id: 9d33370a5d (このIDを非表示/違反報告)
なす。(プロフ) - リクエストいいですか、、?フタちゃんと二人きりでいる時、手と手が重なっちゃって恥ずかしがってるフタちゃんが見たいです!語彙力が無くてすいません!無理だったら大丈夫です、、!!! (2019年9月24日 16時) (レス) id: 7de1f4b97c (このIDを非表示/違反報告)
ひぃ - ついに野郎組終わっちゃいましたね…… でもこの作品を楽しみに毎日頑張っています! 私、七瀬くんと資料室の整理したい願望があるので、それをリクエストしますね笑 これからも更新頑張ってください! (2019年9月23日 12時) (レス) id: 7e41312358 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アオ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=blueao5&scr=novel/jeyuto01...
作成日時:2019年9月15日 12時