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ぐすって、泣きそうな声してる。
今、自分のこと、
とも、言うたよな？
酔いはとっくに冷めてるみたいやのに。
甘えて可愛ええっ。
「とも、今、なんて？
聞こえへんかったわ」
ばっちり聞こえたけど聞き返す。
とも、涙で潤んだ目をして。
「大毅はともから離れたらあかん」
そう言うて、抱きついてきた。
うわあ。
もう、俺、ここで死んでも悔いはないで。
「分かった。
もう、ともから離れへんからな？」
頭、ぽんぽん、またしてまう。
「じゃあ、証拠に、ともにキスして」
この子、ほんまに、不意打ちに何言うん。
やられた。
瞬殺。
完敗やって！
「ええよ」
余裕ある風を装って。
ちゅって、可愛いのん、あげる。
とも、甘ったるい深いのん期待してたもんなあ。
あれっ？って、肩透かしされた顔してるねん。
「ん？どうした？
寂しいん？」
「別に寂しないけどっ。
もっといっぱいせな証拠にならんもん」
「ふっ、分かった。
ともはいっぱいキスして欲しいんな」
「大毅なんか、」
また、嫌いとか、知らんとか、
素直やないこと言おうとしてるん、
遮って。
「大好きやろ？」
言うて、返事は聞かずに、口付けた。
深く深く・・・
ともが俺にしがみついてくるから、
ぎゅっと抱く。
そうしてるうちに浴衣が着崩れて・・・
ともはもうほとんど半裸。
かろうじて引っ掛けてる浴衣を、
肩から落として。
覆い被さりながら、
布団の上に崩れ落ちてく。
「あっ、嫌やっ、見んといてっ」
前を合わせようとしてた両手首を掴んで、
布団の上に押し付けて固定。
「ええ眺め」
「いやっ、恥ずかし、」
「可愛えな。
俺の彼女」
「可愛いない」
「どんだけ色っぽいか、
自分で分かってへんねんから」
「そんなん、男やのに・・・」
「男とか女とか。
性別なんか関係ない。
ともは俺が好きんなった、
唯一の人や」
「大毅・・・」
唇にキスした後、首筋に移してく。
俺の愛情、全部全部、渡したいねん。
「好きやで、ともだけが・・・」
ぎゅっと力の入ってた、とものカラダから、
ふっと、力が抜けたん、はっきりと分かった。
「俺も。
俺も大毅だけが好き。
大好き。
離さんといてな・・・」
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fool(プロフ) - フルムーンさん» はじめまして😍ありがとうございます💕そ きゅんきゅんしてもらえるのが一番嬉しいです💕もしよければ他の作品にも遊びに来て下さい💕涙なんて…もうありがたいしかないです💖 (2022年8月7日 19時) (
レス) id: 5c064e1f18 (このIDを非表示/違反報告)
フルムーン - 初めまして、コメント失礼致します。41歳にて、こんなにキュンキュン(古いかな(笑))切ない小説に出会えて、感激です。仕事の休憩中に少しずつ読んでいましたが、途中から涙が…。素敵な小説、ありがとうございました。 (2022年8月7日 18時) (レス) @page47 id: 764396ef65 (このIDを非表示/違反報告)
のん - エエやんけぇもめちゃめちゃ良い、、、、、、、好きすぎて死ぬ。。。。ｗありがとうございました！！！！！ (2021年1月15日 1時) (レス) id: 4a739d7eed (このIDを非表示/違反報告)
のん - やばいやばいやばいやばい死ぬほど好きです。私の推しCP通りすぎて私の妄想書き綴ったんかってほどに最高すぎる。ありがとうございました！！！！！！ (2021年1月13日 1時) (レス) id: 4a739d7eed (このIDを非表示/違反報告)
non west(プロフ) - 初めまして！ 恋のABOすごく楽しかったです。かみしげ大好きなので、是非�，領仄�けのお話読みたいです！ (2021年1月10日 21時) (レス) id: 6317775239 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fool
| 作成日時：2021年1月5日 20時
