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言うてんねんけど、
昔みたいな切れ味ないしな。
あまりの可愛いらしさに、
思わず、ふっと笑っちゃいそう。
思た時にはもう、
無意識に笑ってたみたいや。
「大毅、なんで笑うてるねん。
俺、ほんまに怒ってんねんからな」
むってして、睨むけど、ちっとも怖ないねんなあ。
「とも、可愛ええもん。
拗ねてさあ」
「拗ねてるとかちゃう。
俺は怒ってんの！」
うあぁぁ。
もおぉぉ。
可愛い可愛い可愛い！
その１００乗しても足りひんって！
「ごめんな。
どうしたら許してくれるん？」
わざと下手に出てみるけど、
ともはまだ、ぷうって膨れた顔。
「猫撫で声したかって許さへん」
「じゃあどないしよう。
ごめん。ごめんな？
俺が悪かったな？
とも、恥ずかしかってんな？」
頭、ぽんぽんってしたら、
かあって、ほっぺた真っ赤っかん染めて。
「大毅のそいうこと言うんが、嫌やねんっ」
後ろ向いてしもたから。
そのまま背中から抱きしめる。
「ごめん。
とも、可愛ええねんもん。
男ならいじめたなるやんか」
「可愛いない」
「世界一可愛ええわ」
目の前にあった耳たぶ、
思わず、甘噛みしてしもた。
「あっ、やめてやっ」
今度は、耳たぶが真っ赤に染まる。
「耳たぶまで真っ赤っかに染めて。
さっきのだけで感じてしもたん？」
「やから、そういうん！
大毅なんか嫌いや。
もう絶対に許さん言うてるやん」
「ほんまのほんまに？」
「ほんまのほんまやもんっ」
「そっか。悲しいな。
とも、ほんまに許してくれへんねや。
そんなら仕方ないよな。
ごめん・・・
俺、今日は一人で寝るわ」
しんみり呟いて、
抱いてた腕解いて。
部屋の真ん中に敷いてあった布団ん上に座る。
ともが、ちらって、俺を振り返ったん分かったけどさ。
知らんぷりしといたら。
そのうち。
ともの方が痺れ切らして、
ずりずり、俺の方まで進んできた。
すぐ後ろまで来て。
「大毅、」
困った感じで、声かけてくる。
「・・・」
「大毅って」
「ん？どうしたん？
とも、怒ってんねやろ？」
「・・・ってないよ」
「ん？」
「もう怒ってへん。
やから、ともから離れんといて」
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fool(プロフ) - フルムーンさん» はじめまして😍ありがとうございます💕そ きゅんきゅんしてもらえるのが一番嬉しいです💕もしよければ他の作品にも遊びに来て下さい💕涙なんて…もうありがたいしかないです💖 (2022年8月7日 19時) (
レス) id: 5c064e1f18 (このIDを非表示/違反報告)
フルムーン - 初めまして、コメント失礼致します。41歳にて、こんなにキュンキュン(古いかな(笑))切ない小説に出会えて、感激です。仕事の休憩中に少しずつ読んでいましたが、途中から涙が…。素敵な小説、ありがとうございました。 (2022年8月7日 18時) (レス) @page47 id: 764396ef65 (このIDを非表示/違反報告)
のん - エエやんけぇもめちゃめちゃ良い、、、、、、、好きすぎて死ぬ。。。。ｗありがとうございました！！！！！ (2021年1月15日 1時) (レス) id: 4a739d7eed (このIDを非表示/違反報告)
のん - やばいやばいやばいやばい死ぬほど好きです。私の推しCP通りすぎて私の妄想書き綴ったんかってほどに最高すぎる。ありがとうございました！！！！！！ (2021年1月13日 1時) (レス) id: 4a739d7eed (このIDを非表示/違反報告)
non west(プロフ) - 初めまして！ 恋のABOすごく楽しかったです。かみしげ大好きなので、是非�，領仄�けのお話読みたいです！ (2021年1月10日 21時) (レス) id: 6317775239 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fool
| 作成日時：2021年1月5日 20時
