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緑side
いつものシゲと全然違う。
夏の夜の通り雨に降られて。
迷ってるうちに偶然見つけたログハウス。
ふわふわのシーツの上で、
降ってくるような星空の真下。
幾度も幾度もキスを求められる。
半袖の力強い腕が、俺のことを軽く抱いて。
狭い屋根裏で、
逃げ場なんかなくて。
追いかけられる熱い舌に、目眩がする。
歯をなぞられた時、
女の子みたいな変な声、出てもうた。
「ふぇ、あっ、ん、」
「可愛え。
とも、もう感じてんの？」
俺の頬や髪を撫でながら、
シゲが意地悪言うてくる。
からこうてくるその目は優しいのに、
ゾクっとするような色気を放ってて。
男そのもので・・・
長い付き合いで、シゲのこんな表情、初めて見た。
ドラマなんかとは全然違う。
荒くなる息遣い。
俺を真っ直ぐに求めてくれてる、
実物の大毅。
「・・・嫌や。
そんなこと言う大毅」
俺の抵抗も虚しく。
「照れて。
ともはほんま可愛ええな」
すぐに唇を塞がれる。
声、我慢せな。
また恥ずかしいこと言われる。
ぐっと耐えてたら、
「とも、声、我慢したら怒るで？」
て叱られた。
俺のが年下やけど先輩やし、
シゲは子供っぽいし、
いつも対等やったのに・・・
「ちゃんと聞かせ」
「ふっ、嫌。
恥ずかしいもん・・・」
「ええから言うこと聞き？
ともの可愛ええの、聴きたいから」
今度は耳たぶ甘噛みされて、
首筋にもキスされて。
ぞくぞくして、
また変な声、出てまいそう。
「あっ・・・」
「可愛い」
「嫌や、はあっ・・・」
「こんな、息、乱れさして」
「それっは、大毅も、や、んっ」
「そら、こんな可愛え子にキスしてんねんもん」
いつもちょけて、
永遠の５歳児のシゲの、
こんな姿。
メンバーの誰も想像出来ひんと思う。
俺ん中では、
一生に一回ぐらいの、衝撃。
みんな知ったら、びっくりすんで。
けどこれは俺と大毅だけの秘密。
・・・誰も知らん大毅を、
俺だけが知ってる。
幸福感で、カラダごと溶ける・・・
でっかい波にさらわれて溺れてまいそうで。
大毅の首に腕回して、しっかりと抱きついて。
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まこと(プロフ) - 続きが気になります！ (2021年1月5日 13時) (
レス) id: 35c8f8afbb (このIDを非表示/違反報告)
skiny(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいています。次のお話は��を希望します。重岡くんでキュンキュンしたいです！ (2020年12月30日 0時) (レス) id: 4a4e3e2a64 (このIDを非表示/違反報告)
ミウ(プロフ) - いつもたのしく読ませて頂いてます。かみしげ希望です！ (2020年12月29日 2時) (レス) id: 118c412c42 (このIDを非表示/違反報告)
未来(プロフ) - かみしげかかみこたで！ (2020年12月28日 23時) (レス) id: 109c85bf37 (このIDを非表示/違反報告)
犬より猫派(プロフ) - はじめまして！いつも更新楽しみにさせて頂いています。主さんの書くかみしげが本当に大好きです！！なので�，魎�望します！これからも更新楽しみにしています！ (2020年12月28日 21時) (レス) id: 3a81ad66c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fool
| 作成日時：2020年12月13日 12時
