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緑side
あれ？
いつのまに、俺、露天風呂なんかに？
記憶が曖昧。
お酒飲んで、ご飯美味しくて、
めっちゃ楽しかったんは覚えてるねんけどさ。
シゲの誕生日プレゼント渡して・・・
そんで、どうしたんやったっけ？
お風呂におることは、まあええねんけど。
なんで、俺の胸の前に、
シゲの腕が絡みついてんの？
これってさ・・・
まさかの、お湯の中で、後ろから抱きしめられてる？
頭の中のほわほわした白いもやが取れて、
はっきりクリアんなってく。
すっかり透明んなって・・・
「なんでっ？！」
思わず、でかい声、あげてもうた。
「とも、夜やのに、でっかい声出したらあかんやんか」
甘ったるい声が震える度に、
耳元に息がかかって、くすぐったい。
いや、そんなことよりっ。
俺、裸やしっ。
当然、シゲも裸やんっ。
カラダの密着具合がやばいねんて。
「なあ、なんで、一緒にお風呂なんかに・・・
俺、シゲに一人で入るって言うたやんな？」
「えー、ともが呼んだんやで？
シャンプーしてるかと思ったら、
とも、一人は嫌やあ。
寂しいから大毅も来てって」
「嘘や。
作り話やろ？」
・・・寝言の時と違って、自信がない。
もしかしたら、言うたかもしれへん。
もやがかかってる記憶。
霧が晴れてくように、
少しずつ、思い出してきてる。
「ほら、思い出したやろ？
ともが甘えてきたから、
俺も一緒に入ってるねんで？」
「そ、うやったかもやけど。
酔うてたからやもん。
もう大丈夫やから。
シゲは出てくれてええで？」
お互い、タオル一枚しかしてへんやん。
そんな姿で、こんなに近くにおって。
俺もう、恥ずかしさに消えたい・・・
「それはあかん。
とも、酔うてるし、心配やもん」
「じゃ、俺が先に上がる」
「それもあかん」
大毅が俺を抱きしめる腕に力込めた。
立ち上がろうとしても、
まだ、身体は酔うてんのか、
上手くいかへん。
そうしてるうちに、大毅が耳たぶにキスしてくる。
記憶、どんどん、蘇ってくる。
今、頭の中に映ってんのは、
大毅がシャンプーしてくれて、
気持ちええって、へらへら笑ってる俺。
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まこと(プロフ) - 続きが気になります！ (2021年1月5日 13時) (
レス) id: 35c8f8afbb (このIDを非表示/違反報告)
skiny(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいています。次のお話は��を希望します。重岡くんでキュンキュンしたいです！ (2020年12月30日 0時) (レス) id: 4a4e3e2a64 (このIDを非表示/違反報告)
ミウ(プロフ) - いつもたのしく読ませて頂いてます。かみしげ希望です！ (2020年12月29日 2時) (レス) id: 118c412c42 (このIDを非表示/違反報告)
未来(プロフ) - かみしげかかみこたで！ (2020年12月28日 23時) (レス) id: 109c85bf37 (このIDを非表示/違反報告)
犬より猫派(プロフ) - はじめまして！いつも更新楽しみにさせて頂いています。主さんの書くかみしげが本当に大好きです！！なので�，魎�望します！これからも更新楽しみにしています！ (2020年12月28日 21時) (レス) id: 3a81ad66c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fool
| 作成日時：2020年12月13日 12時
