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これは本音。
「へ？なんで？」
ともがほんまに驚いた声出す。
「全てにおいて、
こんな卓越したセンスの持ち主、
俺、ともしか知らんし。
それこそ、多才過ぎて、
天才か思うてるもん」
「やめてえや。
そんな乗せんの」
「別に本音言うただけやし」
とも、照れたんか、
急に黙って、ポテチ貪り出した。
「とも。次の信号止まったら、
ポテチ俺もちょうだい」
「うん。ええよ」
信号が赤になって、車が止まる。
ともの方向いて。
あーんして、待ったら・・・
「自分で食べえや」
またまた、つんつんな態度。
「手ぇ汚れるやん。
はよ、青なってまう」
「しょうがないなあ」
照れ隠しに言うて。
サービスなんか、
３枚も口ん中に入れてくれた。
ともの手が、俺の唇に当たった。
ともの手ぇ、好きやねんなあ。
マニキュア塗られた指。
ちょっと反ってて、めっちゃ綺麗ねん。
「美味っ。
なんだかんだコンソメパンチが一番やわ」
「シゲもそう思う？
俺もやねん」
嬉しそうな顔して。
けど、呼び方、シゲに戻ってるやん。
一瞬、注意しよか思ったけど、やめた。
夜になったら、
自然と名前呼びに戻るやろし。
ともに呼ばれるようになってから、
自分の名前、
前よりもっと好きんなった。
途中で、ともは、うとうとし始めて・・・
信号待ちで、
後部座席にのっけてた、
俺のジャージの上着かけてやったら、
幸せそうな顔して、
そん中に丸まってる。
寝顔が、また驚異的に可愛ええねん。
昨夜、この顔をまじまじと小瀧に見られたか思うと、
むちゃくちゃ悔しい。
忘れとったのに、思い出してしもた。
こんな可愛ええ子と二人きりで、
キスせずにおれる男おるか？
おらんやろ。
昨夜の小瀧の様子からして、
絶対になんかあったに決まってるねん。
あいつ、さっさと諦めてくれへんかな。
そやないと、
いつまで経っても俺の心に、
平安が訪れへんわ。
温泉街に入ったあたりで、
ともは目を覚ました。
「もうこんなとこ？
シゲ、俺、寝てた？」
「うん。ぐっすりやで」
「ごめん・・・
シゲ、ずっと運転してくれてんのに」
「ええよ。
俺、お昼寝してきたしな。
ともの可愛ええ寝言も聞けたし」
「ねっ、ごとっ？
俺、寝言なんか言うてたん？」
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まこと(プロフ) - 続きが気になります！ (2021年1月5日 13時) (
レス) id: 35c8f8afbb (このIDを非表示/違反報告)
skiny(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいています。次のお話は��を希望します。重岡くんでキュンキュンしたいです！ (2020年12月30日 0時) (レス) id: 4a4e3e2a64 (このIDを非表示/違反報告)
ミウ(プロフ) - いつもたのしく読ませて頂いてます。かみしげ希望です！ (2020年12月29日 2時) (レス) id: 118c412c42 (このIDを非表示/違反報告)
未来(プロフ) - かみしげかかみこたで！ (2020年12月28日 23時) (レス) id: 109c85bf37 (このIDを非表示/違反報告)
犬より猫派(プロフ) - はじめまして！いつも更新楽しみにさせて頂いています。主さんの書くかみしげが本当に大好きです！！なので�，魎�望します！これからも更新楽しみにしています！ (2020年12月28日 21時) (レス) id: 3a81ad66c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fool
| 作成日時：2020年12月13日 12時
