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寝ぼけてんの、ほんま可愛ええねん。
寝起きの顔で、こんだけ可愛ええって。
マジの天使か。
怒ってたん、忘れてまいそうやけど。
「なんで、シゲ、来たん？
泊まれるん？」
ちょっと嬉しそうに聞いてくる。
「部屋取ってないし、
明日も朝早いし、帰らなあかん」
「そっか・・・」
ここで、しゅんとすんの、ずるいやろ。
可愛え過ぎて、怒られへんなってまう。
「なあ、とも。
なんでこない無防備やねん」
「無防備って？」
「小瀧にキスされても分からへんかったやろ？
それに、なんで浴衣しか着てないねん」
「キスなんかされへんよ。
浴衣は・・・寝る時やから？」
やっぱ、寝起きのせいか、
曖昧な感じで、眠そうに答えてる。
「寝てても下にジャージとかスウェット着とかな、
小瀧に何されるか分からへんやろ？」
「何されるん？」
この子は・・・
自分がどんだけ、
男心をそそるんか、何も分かってへん。
「こういうことや」
布団の上に押し倒してもうた。
浴衣の裾が乱れてんのええことに、
露わになってる太ももを指で撫でる。
そのまま行ってまいそうなんを、
なんとか堪えてる。
「シゲっ。何するんっ？」
急に目覚めたみたいやけど・・・
もう火がついてもうてる俺の理性の方が、
もたへん。
「ちょ、待って。大毅、やめてっ」
泣きそうんなって、じたばたしてるんを、
体重かけて動かれへんようにして。
肩をぐっと両手で布団に押さえつけて、
じっと見つめた。
「小瀧は、俺よりずっとでかいねんから。
絶対にもっと力あるで？
鍛えてるみたいやしな」
「・・・」
「とも、危ないって分かった？」
「のんちゃんは、こんなこと、しいひん」
「あいつかて男やねんから分からへんやろ？
キスされそうやったやんか」
「そんなはずないよ。
のんちゃんも言うてたやん」
「ともはほんまに分かってへん」
反抗的な唇を、キスで塞ぐ。
「あ、大毅、あかん。
みんな戻って来たら・・・」
「戻って来るまでだけ」
「ふっ、あっ、苦し。
大毅、あかんって」
ともはいっつも、
深いキス、嫌がって、必死で顔を背けて逃げるねん。
その表情がまた色っぽて。
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まこと(プロフ) - 続きが気になります！ (2021年1月5日 13時) (
レス) id: 35c8f8afbb (このIDを非表示/違反報告)
skiny(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいています。次のお話は��を希望します。重岡くんでキュンキュンしたいです！ (2020年12月30日 0時) (レス) id: 4a4e3e2a64 (このIDを非表示/違反報告)
ミウ(プロフ) - いつもたのしく読ませて頂いてます。かみしげ希望です！ (2020年12月29日 2時) (レス) id: 118c412c42 (このIDを非表示/違反報告)
未来(プロフ) - かみしげかかみこたで！ (2020年12月28日 23時) (レス) id: 109c85bf37 (このIDを非表示/違反報告)
犬より猫派(プロフ) - はじめまして！いつも更新楽しみにさせて頂いています。主さんの書くかみしげが本当に大好きです！！なので�，魎�望します！これからも更新楽しみにしています！ (2020年12月28日 21時) (レス) id: 3a81ad66c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fool
| 作成日時：2020年12月13日 12時
