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目の前にあった綺麗な耳たぶに、
自然と惹きつけられるようにキスしてた。
「ちょ、とも。
あかんって。
そんなんされたら、俺もうヤバい・・・」
さっきまで強引やったのに、
急に純情な顔するとか、
大毅のがヤバい。
「嫌や。
甘えたい。
あかんの？」
俺もちょっと意地悪したなる。
さっきから大毅にされるがまんまやから。
「もお・・・」
大毅、顔真っ赤にしてるくせに。
「とも。もうちょっと先行ってもええ？」
そう囁いた。
遠慮がちな言い方のくせに、
あかんとか言われへんような、雰囲気にさせる。
大毅はずるい。
俺の返事なんか待たずに、
ボタンにかかった指先。
今度こそ、心臓、壊れるかも。
ぎゅっと目を閉じた時。
「あー！やっと見つかった！
こんなとこに！」
濱ちゃんの威勢良い声が聞こえてきた。
えっ？！
どうしよう！
焦ってるうちに、
バンって、扉が開く音が聞こえた。
「おー、めっちゃええやん。
はよ淳太たちこおへんかな」
どうしよう。
出て行きにくい。
階下から、ガザガサいう音と、
鼻歌が聞こえてくる。
お酒やおつまみの準備してるみたいや。
大毅も焦ってんちゃうかなって、
ちらっと横目で見たら。
「しいっ」
って・・・
おっきな口に指たててる。
にこおって笑うと、溢れる真っ白い歯。
さっきまで、
このおっきな口が俺の口に・・・
食べ尽くされてまうかと思たもん。
あかんあかん。
息を潜めてたら、
大毅がふわあっと唇を合わせてきた。
びっくりして、息止まるかと思った。
ぶんぶん、首を横に振ったのに。
もう一回キスされる。
今度は合わせるって言うより、
重ねるって感じなってってるし。
大毅の手は、俺の首筋にあって。
さわさわって撫でて、
段々、下に移動してってる。
背中に回って、シャツの裾から侵入してきた。
あかん。
こんなんされたら、意識飛ぶ。
必死でキスから逃れて。
「ヤバイって！バレる！」
口パクで言うてんのに、無視。
すぐに奪われる唇。
もう息が・・・
声も出てまいそう。
濱ちゃんに聞かれたら死にたい。
「とも。我慢やで？」
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まこと(プロフ) - 続きが気になります！ (2021年1月5日 13時) (
レス) id: 35c8f8afbb (このIDを非表示/違反報告)
skiny(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいています。次のお話は��を希望します。重岡くんでキュンキュンしたいです！ (2020年12月30日 0時) (レス) id: 4a4e3e2a64 (このIDを非表示/違反報告)
ミウ(プロフ) - いつもたのしく読ませて頂いてます。かみしげ希望です！ (2020年12月29日 2時) (レス) id: 118c412c42 (このIDを非表示/違反報告)
未来(プロフ) - かみしげかかみこたで！ (2020年12月28日 23時) (レス) id: 109c85bf37 (このIDを非表示/違反報告)
犬より猫派(プロフ) - はじめまして！いつも更新楽しみにさせて頂いています。主さんの書くかみしげが本当に大好きです！！なので�，魎�望します！これからも更新楽しみにしています！ (2020年12月28日 21時) (レス) id: 3a81ad66c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fool
| 作成日時：2020年12月13日 12時
