＃１３ ページ15
キヨside
俺は今、すっごくイライラしている。
理由は一人の女だ。
今は酔っ払っていつも以上にチャラいフジと仲良しそーに話している。正直いって面白くない。
他の奴らも楽しそうに飲んでいる。
キ「つまんねーな...」
そう呟くと、おもむろにスマホを開く。
《レトさーん！暇ー！》
そう打つとすぐに返信が来る。
《キヨくん、今打ち上げやないん？》
《そうだけどさー》
《生憎こっちは忙しいんよ。頑張りーな》
なんだよ。レトさんの裏切り者...。
そう思い、顔をあげる。
キ「はっ？」
目線の先にはフジがいる。寝転がっている。それだけじゃない。
キ「膝枕って...」
あの女に膝枕してもらい、嬉しそうなフジ。
わからない。わからないけど、胸が、頭が、全身がギュってなった。
キ「っざけんな...」
苦い。すごく苦い。
一番苦いのは女がフジをみて笑ってるとこだった。
苦いのを誤魔化すかのように俺は手元にあったジュースを一気飲みする。
＿＿＿＿キヨくんのそういうとこ好きだなあ...。
キ「っは...。出てくんじゃねぇよ」
＿＿＿＿ねえ、キヨくんどうしちゃったの...？
知るかよ。これが俺なんだ。これが...。
ガシッ
急にきた衝撃に一気に頭がクリアになる。
こ「キヨっ！」
キ「こーすけ...」
こ「顔色悪いぞ？大丈夫か？」
気づけば額にはたくさんの汗が。
キ「...あ、ああ。ちょっと外で頭冷やしてくるわ」
こ「そうか？無理すんなよ」
こーすけの言葉を聞き流し、俺は外に出た。
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まふゆ*@天月さん愛してるッッ！(プロフ) - なぎさん更新ありがとう！！私、頑張るけど今日はちょっと目の瞳孔ひらく目薬打っててよく画面はボヤけて見えないから、明日もし直ってたら更新するね！ (2016年3月31日 1時) (
レス) id: 131fba760e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：合作
作成日時：2016年3月30日 1時
