【実況者】恋に酔う【最/終/兵/器/俺/達】 (ページ12)

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う、キヨさんの顔直視できない...。

楽屋に入ったはいいが、キヨさんを変に意識してしまって、言葉が出てこなくなってしまう。

こ「...もしもーし、聞こえてます？」

貴方「うにょっ！！」

びっくりして、私の特徴的な驚き方をしてしまった。この驚き方はホラー実況でよくするため、ファンの方の間では有名だ。

フ「うにょ...？」

こ「あ、驚かせてごめんなさい」

キヨ「...」

ヒ「んー、用事はなーに？」

あれ、ヒラさんってこんな雰囲気だっけ...。なんか、怖いというか...。

って！そうじゃなくて！！

貴方「あ、打ち上げ会場に移動するので、準備お願いします！」

こ「はーい！」

貴方「準備できましたら、裏口のホールに集まってください！」

フ「了解しました！」

貴方「で、では、失礼しました！」

私はそそくさと出ていく。

ガチャン

貴方「......はあ...」

緊張した...。

打ち上げはキヨさんとお話。その事が頭の中をぐるぐる回っていて、ずっと心臓がばくばく言っている。

「Aさん！出待ちはバラしといたから！ありがとね！貴方も準備できたらホール来てね！」

貴方「あ、はい！」

大勢のスタッフさんを待たせるわけにもいかない。私は廊下を駆け出した。