検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:8,367 hit

006 ページ6

長時間に及んだ撮影も無事に終わり
メンバーさんは次の仕事に向かう準備をしている
私は朝と同様に衣装を車に積み込んで
一旦控え室に戻り忘れ物がないかチェックして
軽く掃除をした後、控え室を出た。

外に出ると、待ってくれているはずの車がない。



『えぇー、そんなに存在感なかったのかよー』


ほんとツイてないなって、脱力してると
1台のタクシーが目の前で停まった。


『Aちゃん、乗って』


窓を開けた直己さんが、おいでおいでと手招きしている。


『すみません。置いていかれたみたいで…』


『それは違うよ(笑)
僕が皆に先に帰っていいって言ったんだ。
話を聞く約束したでしょ?』


そうなんだ…
やさぐれてるから、僻んだ事しか考えつかなかった。


『Aちゃんはお酒そんなに飲めないもんね。
何が食べたい?』


『そ、そんな!お話聞いてもらうだけで十分です』


『お腹空いたじゃん。どうせなら、何か食べながらにしようよ』


『じゃあ、直己さんの好きなもので…』


恐縮して縮こまりながら答えると
直己さんは「フフっ」と笑ってどこかに電話を掛けた。

007→←005



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (16 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
122人がお気に入り
設定タグ:登坂広臣 , 恋愛 , 三代目JSOULBROTHERS   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

メープル(プロフ) - 更新待ってます! (2020年2月27日 10時) (レス) id: 3d617b9b13 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:にこすまいる | 作成日時:2019年8月14日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。