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ショッピングモールの中が混んできて
良亮とはぐれそうだったから良亮のシャツを掴んだ。
そうすると繋がれた良亮の手と私の手。
バレたら困る。
そう思って手を振りほどいた。
『バレたら良亮に迷惑かける。』
「はぐれる方が迷惑だから。」
手首を掴まれた。
引っ張って連れて連れて行かれたのは駐車場の良亮の車。
無理矢理助手席に乗せてドアを閉められた。
良亮は運転席に乗った。
「なんで迷惑なんて言うの？
俺は何があってもAのこと守るよ。」
『………。』
「分かった？」
『うん。』
「帰ろうか？」
『うん』
良亮のスマホが鳴り良亮は電話に出た。
「行き先変更。」
着いたのは懐かしい場所だった。
「ほら、降りて」
良亮にドアを開けられてしぶしぶ降りた。
手をひかれて玄関へ。
「ただいま。」
そう､連れてこられたのは良亮の実家。
良亮は自分の家だからズタズタと家に入る。
玄関でもたついていると
「早く上がれよ！」と言われた。
『お邪魔します』
玄関を上がり良亮のあとをついて行く。
小さい頃来たときとかわらない。
「A連れてきた。」
良亮はリビングに入り言った。
リビングに居たのは良亮のお母さんとお姉ちゃん。
姉「えー！こんなに大人っぽくなっちゃって…。
っていうかオシャレ！！かわいい！！」
良亮のお姉ちゃんに抱きしめられた。
「A困ってるじゃん。」
姉「いいじゃん。あんた付き合ってるんでしょ。」
と良亮を睨み付ける良亮のお姉ちゃん。
「………。」
『………。』
姉「違うの…？えっ！？」
動揺し始めた。
「その話はやめよう。」
このあとお姉ちゃんからの質問攻めにあった。
そして連絡先を交換。
良亮は完全に寛ぎ状態。
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作者名：197561549 | 作成日時：2017年11月28日 23時
