ダブル 3 (ページ15)

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夜中ずっと鳴っている涼介くんのスマホ。
鳴る度に誰からなのかディスプレイを見る。
JUMPのメンバーからだった。

明け方、外が明るくなってきたかな？と思ったと同時ぐらいに眠りに落ちた。

そして隣で涼介くんが布団をかけ直したので目が覚めた。
寝起きでもイケメン…♡

夜中に着信があったことを伝えて
鼻ぐらいまで布団に入りうとうと…。

目が覚めてリビングへ行くと涼介くんがキッチンで朝ごはんを作っていた。

『おはよう』

「おはよう。もう少しでご飯出来るから顔洗って着替えて来たら？」

『うん』

バッグの中から着替えと化粧ポーチを持って洗面へ行く。
リビングへ戻った頃にはテーブルの上に美味しそうな朝ごはんが並んでいた。
でも涼介くんはまだキッチンにいる。
『美味しそう…。』

「食べよう！あっ、もうメイクもしてきたの？」

『うん！』

「なに飲む？コーヒー？紅茶？アップルジュース？」

『紅茶』

「了解」

キッチンへ行き涼介くんの隣に立つ。

「どうしたの？」

『いい朝だなぁ。と思って…。』

「そうだね」

リビングへ行き朝食を食べて洗い物は二人でした。
今は二人でのんびり。
涼介くんは次に出る映画の台本を呼んでいる。
邪魔しないように大人しくしているとまた睡魔に襲われた。

バシッと頭になにかが当たる感覚で目が覚めた。
ぱっと顔をあげるとラッシーのド･アップ｡
そして爆笑している涼介くん。

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