121 山田涼介side ページ21
山田涼介side
風呂から出るとAはまた外を眺めていた。
せっかく一緒に来たのにあまり俺のことを見てくれない。
ちょっとイタズラしてやろう。
そう思ってAを壁ドンした。
恥ずかしそうにしているA。
Aの耳元に顔を近づけて囁いた。
「ねぇ、聞いてる?俺のこと見てよ」
『…………はい///』
やばい。可愛すぎるだろ。
そう思ったときにはAにキスしていた。
長くて深いキス。
唇を離すと月明かりで見えるAの少し苦しそうな表情。
そのままAを抱き上げてベットに運んで押し倒した。
翌朝
目が覚めると隣でAは寝ていた。
「かわいい寝顔しやがって…
昨日の夜あんなに色気満載だったのに」
その時Aが寝返りをうった。
白い腕、そして見えそう見えない胸元。
シャワー浴びよう…。
シャワーを浴びて出てきても起きてない。
ベットに座りAの顔にかかっていた髪をどけた。
『おはよ…。』
「おはよう」
『シャワー浴びてくる…。』
Aはバスローブを着て眠そうにシャワーへ行った。
そしてAはもう着替えてメイクもして出てきた。
いつも通りに接してくれるA
全くどこへ行くか決めずに来た。
Aはちゃんとガイドマップを買って行きたい場所に印つけて来ていた。
『どこ行く?なに見る?なに食べる?』
「A楽しそうだね。」
『うん!涼介くんと来れると思ってなかったもん!』
「まずマーライオン見に行かない?」
『行く!ホテルから歩いていけるみたいだよ!
時間はかかるけど…。』
「このむし暑い気候で歩くのは無理…。」
二人でタクシーを使って観光した。
夜はAがどうしても行きたかったナイトZOOへ向かっている。
タクシーの中でとても楽しそうにしている。
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作者名:197561549 | 作成日時:2017年11月28日 23時