ダブル 2 (ページ19)

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仕事を終えて帰宅すると玄関に寄りかかりしゃがんでいる人がいる。
近づいてみると…。

『はっしー！？』

顔をあげてこちらを見た。やっぱりはっしーだった。
すっと立ち上り抱きつかれた。
「お願い、ここに住まわせて。」

『とにかく部屋入ろう？』
はっしーを招き入れてリビングへ。

『なにがあったの？』

「ファンの子に住んでるマンションバレた疑惑…。
　家出て駅まで歩いてたらいかにも待ってますみたいな子何人か居てさ…。」

『引越しどうするの？』

「荷物は自分でまとめる。だから送るのをやってほしい。」

『分かった。あ！引越し業者の手配は自分でしてよね！』

「段ボールに書いてきます！」

『泊まってく？』

「いいの？」

『うん！』

はっしーがお風呂に入っている間に夕飯を作る。
「A。お風呂ありがとう！」
キッチンに来たはっしーを見ると…。

『ちょっと、Tシャツ着てよ！出しておいたでしょ！』
Tシャツを出しておいたのにも関わらずはっしーはTシャツを来ていなかった。

「いいじゃん。別に…。」
勝手にグラスにお水を入れて飲んでいる。

『ご飯出来たよ！テーブルの方に運んで！』

このあとご飯を食べてお風呂に入った。
お風呂から出てくると完全にくつろいでいるはっしー。

ラッシーと一緒にゴロゴロしてラッシーをわしゃわしゃ撫でている。

『はっしー？』

「ん？」

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