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橋本良亮side
Aに案内されたもう1つの部屋。
部屋に入ると同じ形のリビング。
そしてキッチン。
そこに置かれたゲージ。
その中でお座りして尻尾を振っているラッシー。
ゲージから出すと手荒い歓迎を受けた。
「この部屋どうなってるの?」
『二件くっついてるの。まぁ、こっちの部屋には誰も住んでないし、今はラッシーの部屋。』
Aは部屋に戻りソファーに座った。
ラッシーを抱き上げて隣に座る。
「そっか。もしかしてこの部屋も…。」
『うん。前の部屋売ったのと足りない分は前回と同じように…。』
「そっか…。」
『うん!隣住んでもいいよ』
「マジで言ってる?そんなこと言われたら引っ越すよ?」
『家賃払ってね。今はっしーが住んでる所の半分ね。』
「条件良すぎだろ!マジで考えるわ!!」
『最近、仕事はどう?』
「いつも通り。Aは?」
『楽しいよ?普通の女の子をプリンセスに変身させるの。笑顔でストレスなく仕事してる。環境もいい。』
「そっか…。恋愛は?」
『それ聞く?』
「聞く。」
『全くだよ!』
「もう、山田はいいの?」
『うん。私が側にいても迷惑になるだけだから姿消したんだもん。』
このあとAと連絡先を交換して帰宅した。
そして以外とすぐにAにお世話になる日がきた。
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作者名:197561549 | 作成日時:2017年11月3日 10時