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来る?って言われた…。
『行かない。ファン怖いし、アイドルも嫌い』
ばれないようにしててもキャパが大きければ人の目も
多い。すぐにバレるかもしれない。
「アイドル嫌いって…。
俺もはっしーもアイドルだけどその前に一人の人だよ。
嫌いって言うなよ…。」
凄く悲しそうな顔をした。
『ごめんなさい…。』
「アイドルそんなに嫌だ?」
『記者が怖い。』
「そうだよね…。ごめんね…。」
『あっ、お風呂入る?』
「はっしーの部屋の借りる。どこが繋がってるの?」
『そこ。』
リビングにある扉を指差した。
そうするといきなりノックした涼介くん。
橋本「なに?俺は邪魔しないって言ったよ?ラッシー邪魔とか?それなら預かるけど…。」
山田「お風呂貸して。あと部屋着とバスタオル。」
橋本「ご自由にどうぞ。」
そう言って畳んであったスエットとタオルを渡してお風呂へ誘導したと思ったらすぐに良亮は戻ってきた。
橋本「なんでAの家の使わないの?」
『さぁ…?』
良亮はソファーに座った。
『なにか飲む?』
「いや、いらない。」
そしてラッシーと戯れる。
「お前、番犬なら山田がご主人様に変なことしないようにちゃんと見張ってるんだぞ!分かってるのか??」
ラッシーと見つめ合っている。
『変なことって何よ!良亮が隣にいるって知りながらそういうことしないから!!』
「ですよね」
このあと涼介くんがお風呂から出てきて良亮は部屋に戻っていった。
『ぶかぶかだね』
涼介くんが良亮から借りたスエットはぶかぶか。
袖も裾も余っている。
「余ってるね。」
恥ずかしそうに微笑む涼介くん。
………。かわいい♡
『そうだね!』
「A?」
いきなり抱きしめられた。
さっきの微笑む涼介くんから凄く真剣な顔をしている。
「はっしーと楽しそうだったね。なんか妬ける。」
『ごめん…。』
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作者名:197561549 | 作成日時:2017年11月3日 10時