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1つの感情 ページ20

「ふぅ…」


今は陽も落ち夜に差し掛かり時

軽く水浴びをしてタオルで髪の毛を吹いてる時


「明日で試験も終わりか…これ、どーしよ」


あんな大胆に6点分の札が一人の女に渡ったというのに結局狙ってきたのはあの3人だけだった



「いや別に良いんだけど…」


(そーいや最近師匠に会ってないなぁ師匠元気かな…ご飯食べてると良いけど、無駄に怪我してそう…って)

「なんでこんなに考えてるの?私は…」



前まではこんなに考えたこと無かったのに最近は無駄に考えてしまう



「…逢いたいなぁ」

?「誰にだい?♢」

「へっ…」



ばっと後ろを振り向くと約1週間ぶりの師匠が立っていた


ヒソカ「やぁ久しぶり♡で、誰に会いたいって?」

「…聞いてたんですか?」

ヒソカ「まぁね、 けど名前は言ってなかったからね、教えてよ」

「…教えません」

ヒソカ「ふぅ〜ん…」


ふいっと顔を逸らすとマジマジと私を見てくる師匠


ヒソカ「それより、札はちゃんと持ってるのかい?」

「持ってますよ、ほら」


見せた瞬間ぱっと取られてしまっ


「あっ!」

ヒソカ「うん、偽物じゃないね♧」

「返してください!」

ヒソカ「そんな易々と見せる方がいけない♢」

「なっ!」

ヒソカ「僕は持ってるのかい?って聞いただけ、見せてなんて一言も言ってないよ♤」


と言いながら少しずつ私から距離をとる師匠


「なんで離れるんですか!」

ヒソカ「君が会いたい人を教えれば返してあげるよ♤ ほら早く教えなよ」


この人はっ!!私は諦め小声で答える


「…です」

ヒソカ「ん?よく聞こえない」

「師匠ですよ…師匠がこの試験でどうしてるかなって…暫く会えてなくてやっと会えたのにまた離れて…前までは何とも思わなかったのに会えないのがこんなに寂しいなんて…」


想いのまま言葉に出す、師匠は驚いてるけどそんなの気にしない


「っ…もう良いでしょ?早く札を…」


すると急に目の前が暗くなり何が起こったかというと


ヒソカ「…君がそんな事を言ってくれるなんて、試験に連れてきた甲斐があったよ♤」


優しく大事にしているかのように抱きしめる



「な、何して…」

ヒソカ「親が子を甘やかすなんて珍しくないだろ?」

「…誰が親子ですか?」

ヒソカ「くっくっく♧ じゃあ今日は我儘なお嬢様の為に一緒に寝てあげるよ♢」

「お嬢様って…別に良いですけど…」


するとゆっくり離れて頭を2、3回何故か撫でられ寝床を探す




4次試験

終了まであと10時間

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雪華(プロフ) - がーさん…コメントありがとうございます!嬉しいです(*´∀`*) 更新遅いですが頑張りたいと思います!ありがとうございます! (2019年11月16日 16時) (レス) id: dea36c492b (このIDを非表示/違反報告)
がー(プロフ) - めっちゃ好きです!更新待ってます! (2019年11月16日 15時) (レス) id: 8eb0f6b23c (このIDを非表示/違反報告)
柑菜向/超低浮上(プロフ) - booksさん…コメントありがとうございますっ!そう言って貰えると助かります(;・∀・) これからもよろしくお願いします(*^^*) (2019年5月6日 7時) (レス) id: 47898beb5b (このIDを非表示/違反報告)
books - ゆっくりでもいいですから更新頑張ってください!応援してます! (2019年5月6日 7時) (レス) id: e463963ad8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪華 | 作成日時:2019年4月12日 6時

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