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「いやあ、それにしても、お前たちなんかあるんだろうな、と思ってたけど、そんなことになってたとはねえ。」
そんなことになってたんだよ。
おおっぴらになんて出来ないよ、だって…
『こんなの周りに言ったらすぐ広まる…目黒蓮の噂はキャンパス中の女の子が大好きだもん…』
「ま、それもそうだよなぁ。目が合えば恋に落ちる、なんて噂される男なわけだし。」
学部や学科が違っても、目黒を一目見ようと探し回る子も少なくはない。
「康二もあんな感じだから、隠れファン?みたいなの多いしな。」
人との距離の詰め方、優しく紳士的な姿、人懐っこい性格。
康二くんもまた無自覚に人を恋に落とす能力があるらしい。
ま、でもさ。
と再び真剣な顔で向き合ってくれる。
「あいつらの気持ちも考えろ、とは言ったけど、最後に決めんのはお前なんだからさ…」
続きの言葉を、息を飲んで待つ。
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作者名:平野 頼凛 | 作成日時:2019年9月21日 13時