今日:1 hit、昨日:18 hit、合計:517,956 hit
小|中|大
* ページ32
.
「ちょ、二人ともなにしてんの。」
「蓮くん寝すぎやから、ほっぺ抓って遊んでた。」
『ふふ、』
三人で笑い合う日がまた来るとは、少し前の私は思っただろうか。
『ね、お腹すいた。』
「ほな、なんか買い出し行ってご飯作ろか!」
目黒はキョトンとしていて、状況を理解出来ないようだった。
「え、俺もいいの?」
私と康二くんはその言葉に、思わず顔を見合わせた。
「今更何言うてるん!図々しくついてきたんやろ?ほんなら最後まで一緒やで!」
目黒が本当にいいの?と言わんばかりの目で私に訴えかけてくるから、また口から笑いがこぼれた。
康二くんのこういうところが好きだな。
その感情がどういう好きなのかは、もう既によく分からなかった。
恋とか、愛とか。
どこまでが友情で、どこからが恋情で、なんて。
線引きを決めたのは誰なんだろう。
ラブと、ライクが違うことはわかっているはずなのに、この状況下でそんなことは役に立たなかった。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
1491人がお気に入り
1491人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:平野 頼凛 | 作成日時:2019年9月21日 13時