(クロスオーバー) ページ45
side九条天
今日はTRIGGERとIDOLiSH7の合同の新曲のミュージックビデオについての打ち合わせ
そこで演技をすることになったのだが、それに出演する女の子がなかなか決まらなかった
別にIDOLiSH7のマネージャーでもいいと思ったけど、イメージ的に天使のような可愛らしい子で、儚さを持つ子らしい
そんな子いるの?なんて思っていたけどマネージャーが連れてきた子はあの子だった
僕達のリリースイベントの日、お客さんや話題をかっさらってしまった絶世の美少年
真っ白の髪に、真っ白の制服
雪みたいに白い肌に水色の大きなひとみ
まつげもすごく長くて、生で観た方がすごく可愛い
スッピンなのかこの前より幼く見えるし
なによりも、触れただけで汚れてしまいそうな、消えてしまいそうな儚さがある
「あの、紡さん」
出た声も可愛らしくて、この子はやっぱりどこかの秘蔵っ子だったのかとおもった
紡「紹介します、このこは今回のミュージックビデオに出てもらう........」
「えっと、夢ノ咲学院、2年B組プロデュース科の鈴木未来です........宜しくお願いします........!」
頭を下げる彼にみんなが首をかしげた
事務所の名前じゃなくて、なんで学校?てゆーか夢ノ咲って男性アイドル育成に特化した学院で
しかもこの子プロデュース科っていわなかった?
八乙女「おい!」
「ひぇ?!」
楽が声をかければビクリとしてIDOLiSH7のマネージャーに隠れる彼は可愛らしいけど、ほんとに仕事できるの?というより、本当にあの圧倒的なパフォーマンスをした子?
八乙女「そんなにビビるなよ........お前所属事務所は?」
「それがね、この子一般人なのよ。事務所入ってないの」
は?
十「え?でもその子このまえのショッピングモールで、ライブしてなかったか?」
「........!!あ、あの時は申し訳ありませんでしたぁ!」
それにはッとした彼は土下座をして
紡「え?!未来さん!?」
「あのっ邪魔をするつもりはなかったんですほんとに事実です!
でも、Ra*bitsのライブをプロデューサーとして成功させたくてっ!
切腹してお詫びします!」
大神「おおお、落ち着いて?!ねえ?!」
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作者名:ゆめの | 作成日時:2016年10月14日 22時